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部屋数が多い平屋は、家族それぞれの部屋が持てて暮らしやすそうですよね。『でも、4LDKだと洗濯物を各部屋に配るのが大変そう』と感じている方もいるはずです。
結論から言うと、平屋の間取りで4LDKにランドリールームを入れる時は、置き場所より先に「誰の服をどこにしまうか」を決めると、洗濯の動線が短くなります。
この記事では、部屋数が多い平屋で起きやすい悩みと、家族別のしまい場所で解く考え方をお伝えします。
平屋4LDKは「洗濯の場所から遠い部屋」ができやすい
平屋4LDKは横に広がる家なので、ランドリールームから遠い個室ができやすい間取りです。すべての服を各部屋に運ぶ前提をやめて、普段着をランドリールームの近くにまとめるだけで、歩く距離はぐっと短くなります。
4LDKは、LDKのほかに個室が4つある間取りですよね。
子ども3人の家族や、子ども2人に加えて書斎や客間を持つ家族などが選ぶことが多い形です。
平屋の場合、個室が4つあると家の端から端までの距離が長くなりやすいんです。
ランドリールームを家のどこに置いても、どこかの部屋は遠くなってしまいます。
遠い部屋ができると、こんなことが起きます
『たたんだ服を配るだけで、家を一周している』という声はよく聞きますよね。
部屋数が多い平屋で、洗濯物を各部屋に配る前提にすると、次のような手間が出てきます。
- たたんだ服を、家族の人数分の部屋へ配って回る
- 配りきれずに、リビングに洗濯物の山ができる
- 子どもが自分でしまいに行かず、たたんだ服がそのまま残る
- 朝の着替えで、各部屋とランドリールームを行き来する
どれも、ランドリールームの広さや物干しの種類では解決しにくい悩みです。
だからこそ、「しまう場所」の考え方を変えるのが近道なんです。
家族別のしまい場所で考えてみましょう
ここがこの記事でいちばん大事なところです。
家族一人ひとりについて、どの服をどこにしまうかを決めると、ランドリールームから遠い部屋の問題を小さくできます。
| 家族 | 普段着・下着 | 季節の服・よそゆき | タオル・パジャマ | しまう場所の考え方 |
|---|---|---|---|---|
| 夫婦 | ファミリークローゼット | 主寝室のクローゼット | ファミリークローゼット | 毎日の分だけランドリーの近くへ |
| 小さい子ども | ファミリークローゼット | ファミリークローゼット | ランドリールームの棚 | 親が出し入れしやすい場所にまとめる |
| 小学生の子ども | ファミリークローゼット(子ども専用の段) | 子ども部屋 | ファミリークローゼット | 自分でしまえる高さの棚を用意する |
| 中高生の子ども | 子ども部屋か、ファミリークローゼットの専用枠 | 子ども部屋 | ファミリークローゼット | 本人と相談して決める |
| 同居する親など | 本人の部屋 | 本人の部屋 | 本人の部屋の近く | 部屋をランドリールームの近くに置く |

表のように、毎日洗う物ほどランドリールームの近くに、たまにしか着ない物ほど各部屋に、と分けるのが基本です。
各部屋に運ぶのは季節の変わり目など、たまのことになるので、遠い部屋があっても気になりにくくなります。
例えばこんな家族なら
子ども3人の5人家族で、個室4つを主寝室と子ども部屋3つに使う平屋を考えてみます。
全員の普段着を各部屋に配ると、洗濯のたびに4つの部屋を回ることになりますよね。
普段着とタオル、パジャマをファミリークローゼットにまとめれば、配る先は1か所になります。
家族にはこんなふうに声をかけるだけで済みます。
「乾いた服は、クローゼットの自分の段に入れておいてね」
季節の服だけは各部屋にしまうので、衣替えの時期に一度運べば十分です。
ファミリークローゼットに寄せる良い点・気になる点
- 洗濯物を配って回らずに済む
- 朝の着替えが1か所で済む
- 家族の誰がしまっても場所が分かる
- 家族全員分の服が入る広さが要る
- 朝に家族が集中すると混み合う
- 思春期の子どもは自分の部屋に置きたがることもある
ファミリークローゼットのつなぎ方は、ランドリールームとファミリークローゼットをつなぐ間取りで詳しく紹介しています。
客間や書斎がある4LDKの場合
4つ目の個室を客間や書斎にする家もありますよね。
その場合、客間や書斎は洗濯物をしまう場所にならないので、ランドリールームから遠い位置に置いてかまいません。
反対に、毎日服をしまう寝室や子ども部屋は、ランドリールームの近くに集めるのがコツです。
部屋の役割で「洗濯に近い部屋」と「遠くてもいい部屋」に分けて並べると、4LDKでも動線を短くまとめやすくなります。
4LDKの平屋でランドリールームはどこに置く?
しまい場所の考え方が決まったら、ランドリールームの置き場所を考えます。
部屋数が多い平屋では、次の3つの置き方がよく考えられます。
| 置き方 | どんな形か | 良いところ | 気になるところ |
|---|---|---|---|
| 家の中心に寄せる | ランドリールームとファミリークローゼットを家の中ほどに置く | どの個室からも距離がそろう | 窓が取りにくく、換気の計画が要る |
| 個室側に寄せる | 個室が並ぶ側に水まわりとランドリールームを置く | 寝室や子ども部屋に近い | LDKや庭から遠くなることがある |
| 干す場所を2か所にする | ランドリールームに加え、個室側の廊下にも小さな干し場を作る | 遠い部屋の分だけ近くで干せる | 物干しや換気を2か所分考える |
例えば、共働きで夜に洗濯する家なら、浴室・ランドリールーム・ファミリークローゼットをひと続きにして、家の中心に寄せる形が合いやすいです。
干す場所を2か所にする時のポイント
『家の中心に置いても、どうしても遠い部屋が残る』という時は、干す場所を2か所に分ける方法もあります。
例えば、ランドリールームで家族の大半の洗濯物を干し、個室側の廊下にはシーツや大物を干せる小さな干し場を作る形です。
干す場所を2か所にすると、そのぶん物干しの下地や換気、コンセントも2か所分必要になります。どちらで何を干すかを先に決めてから、住宅会社と図面で確かめておきましょう。
平屋全体の置き場所の比べ方は、平屋のランドリールームの間取りで紹介しています。
間取り図で遠い部屋を見つける手順
『うちの間取りで、どの部屋が遠いの?』と思ったら、図面に書き込んで確かめてみてください。
- 間取り図をコピーし、ランドリールームに印を付ける
- 家族それぞれの服をしまう場所に、名前を書き込む
- ランドリールームから各しまい場所まで線を引く
- いちばん長い線の部屋の服を、近くにしまえないか考える
- どうしても遠い部屋は、季節の服だけをしまう部屋にする

部屋数が多い平屋で決めておきたい広さと設備
4LDKの平屋は家族の人数が多いことが多いので、洗濯の量も増えますよね。
ランドリールームとファミリークローゼットの広さは、家族の人数分の量で考えておきましょう。
- 今の洗濯1回分を干して、竿が何本分要るかを測ったか
- 1日に何回洗濯機を回すかを、住宅会社に伝えたか
- ファミリークローゼットに、家族全員の普段着が入るか
- 換気扇と除湿機の置き場所、コンセントの位置を決めたか
- 天井や壁の物干しを付ける位置に、下地を入れてもらうか
コンセントを後から増やすには、電気工事士の資格を持つ人の工事が必要です。
家具や除湿機の置き場所と一緒に、間取りの段階で決めておくと安心ですよ。
個室を広く取るために、ファミリークローゼットを小さくしすぎてしまう例があります。結局しまいきれずに各部屋へ配ることになり、遠い部屋の悩みが戻ってきます。個室とファミリークローゼットの広さは、セットで考えておきましょう。
家族が多い家全体の洗濯の流れは、4LDKの間取りとランドリールームでも紹介しています。
子ども2人の4人家族で部屋数を3つにするか迷っている方は、平屋3LDKのランドリールームの間取りと比べてみるのもおすすめです。
新築やリフォームでランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランを比べると、自分の家に合う形が見つけやすくなります。
ランドリールームドットコム
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同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。
相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る当サイト内の解説ページに移動します。プランの内容・費用・工期は各社に直接ご確認ください。
平屋4LDKのランドリールームについてのよくある相談
ここでは、部屋数が多い平屋のランドリールームについてよく見かける相談を、要約してお答えします。
相談1:家族が多い平屋は、何坪くらいがちょうどいい?
子どもがいる家族で平屋を考えているけれど、何坪くらいがちょうどいいのか分からない、という相談はとても多いです。
結論から言うと、坪数は部屋数だけでなく、ランドリールームとファミリークローゼットをどれくらい取るかで変わります。
必要な部屋と広さを書き出して足していくと、ちょうどいい大きさに近づきますよ。
4LDKにするか3LDKにするかで迷う時は、4つ目の個室を何に使うかを先に決めてみてください。客間や書斎なら、その部屋をファミリークローゼットの広さに回したほうが、毎日の洗濯は楽になることもあります。1坪は約3.3㎡なので、どれくらい面積が動くかも図面で確かめておきましょう。
相談2:住宅会社から提案された間取りに不安がある
住宅会社から提案された間取りを見て、これで大丈夫か不安、という相談もあります。
洗濯の面から見るなら、先ほどの手順で、ランドリールームから家族のしまい場所まで線を引いてみてください。
いちばん長い線が分かれば、「この部屋の服を近くにしまえないか」と具体的に相談できます。
提案の理由を聞く時は、「なぜこの位置にランドリールームを置いたのか」「ファミリークローゼットを作らなかった理由は何か」と聞いてみると、考え方の違いが分かりやすいですよ。
相談3:家を建てた人に、必要だったもの・いらなかったものを聞きたい
注文住宅を建てた人に、必要だったものやいらなかったものを聞きたい、という相談もよく見かけます。
洗濯については、干す場所としまう場所の近さが、住んでから効いてくるポイントです。
『部屋数は足りたのに、洗濯物を配るのが大変』とならないよう、しまう場所を間取りの段階で決めておきましょう。
もう1つよく話題になるのが、ランドリールームの換気です。
家族が多いと干す量も多くなるので、換気扇の位置と除湿機の置き場所は、広さと同じくらい大事に考えておきたいところです。
よくある質問
平屋4LDKのランドリールームはどこに置くのがいいですか?
どの個室からも距離をそろえたいなら家の中心、寝室や子ども部屋に近づけたいなら個室側がおすすめです。遠い部屋がどうしても残る時は、干す場所を2か所にする方法もあります。
部屋数が多いとファミリークローゼットは必要ですか?
必須ではありませんが、普段着をまとめてしまえる場所があると、各部屋へ配る手間が減ります。季節の服やよそゆきだけを各部屋にしまう分け方が考えやすいです。
4LDKの平屋だと洗濯の動線は長くなりますか?
個室が多いぶん、長くなりやすいです。誰のどの服をどこにしまうかを決め、毎日洗う物ほどランドリールームの近くに置くと短くできます。
4LDKの平屋で干す場所が足りなくなったらどうしますか?
ランドリールームのほかに、個室側の廊下などに小さな干し場を作る方法があります。物干しの下地や換気も、2か所分を間取りの段階で決めておくと安心です。
子ども部屋に服をしまうのはやめたほうがいいですか?
やめる必要はありません。普段着はファミリークローゼット、季節の服は子ども部屋と分けるなど、子どもの年齢や本人の希望に合わせて決めてみてください。
まとめ
- 平屋4LDKは、ランドリールームから遠い個室ができやすい
- 家族ごとに、普段着・季節の服・タオルをどこにしまうかを決める
- 毎日洗う物ほどランドリールームの近く、たまに着る物ほど各部屋にしまう
- 置き方は「家の中心に寄せる」「個室側に寄せる」「干す場所を2か所にする」の3つから考える
- ファミリークローゼットと個室の広さは、セットで決める





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