ランドリールームのある家づくりの相談先|間取りプランと見積もりの比べ方

ランドリールームのある家づくりの相談先と間取りプランの比べ方を紹介する記事のアイキャッチ

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ランドリールームのある家にしたいけれど、『誰に相談すればいいの?』と迷っていませんか。

結論から言うと、ランドリールームの相談は「相談先の得意なこと」と「自分の洗濯の希望」をそろえてから、2〜3社の間取りプランと見積もりを同じ物差しで比べると失敗しにくくなります。

この記事では、相談先の違いと、希望の伝え方、プランの比べ方、契約前に確かめることを順番にお伝えします。

目次

ランドリールームの相談は「誰に」と「何を持って」で決まります

先に結論

ランドリールームの相談先は、新築かリフォームかでまず分かれます。そのうえで、洗濯の困りごとや量を書いたメモを持って2〜3社に相談し、出てきた間取りプランと見積もりを同じ項目で並べると、自分の家に合う形が見えてきます。

ランドリールームは、住宅会社によって呼び方も作り方もさまざまです。

ランドリースペース、家事室、洗濯室など、名前が違うだけで中身はほぼ同じ、ということもよくあります。

だからこそ『ランドリールームが欲しいです』とだけ伝えると、思っていたものと違うプランが出てくることも。

例えば、こちらは「干してたたんでしまうまで一部屋で」と考えていたのに、洗濯機の横に物干しを1本付けただけのプランが来る、という具合です。

相談先選びと、伝える中身の準備。

この2つをそろえるだけで、打ち合わせの進み方がぐっと変わりますよ。

今の状況まず相談する先一緒に考えたいこと
これから新築を建てるハウスメーカー・工務店・設計事務所家全体の間取りと洗濯動線
まだ依頼先を決めていない家づくりの相談窓口や一括で間取りプランを依頼できるサービス候補の会社を何社かに絞る
今の家を直したいリフォーム会社・工務店工事の範囲と給排水・電気の工事
洗濯機置き場だけ動かしたい水まわりに強い工事会社排水の位置と床の補強

ランドリールームの相談先を比べてみましょう

『ハウスメーカーと工務店って、結局なにが違うの?』と感じる方も多いはずです。

ここでは、ランドリールームを作る時に気にしたい点に絞って、相談先ごとの傾向を並べてみました。

特徴は会社ごとに違うので、あくまで「傾向」として見てくださいね。

相談先ランドリールームで期待しやすいこと気にしておきたいこと
ハウスメーカーモデルハウスで広さや物干しを実際に見られる規格や商品の範囲で選ぶことが多く、変更は追加になることも
工務店地域に合わせて、間取りの自由度が高いことが多い会社ごとに得意な分野や提案力の差が大きい
設計事務所暮らし方から一緒に考え、設計と工事の監理を任せられる工事は工務店が行うので、進め方と役割を確かめる
リフォーム会社今の家の配管や柱の位置を見て、できる範囲を提案してくれる水まわりと内装、どちらが得意かを聞いておく
家づくりの相談窓口希望を聞いて、合いそうな住宅会社を紹介してもらえる紹介される会社の範囲を確かめる
一括で間取りプランを依頼できるサービス条件を一度伝えると、複数の住宅会社からプランや見積もりがもらえる届いたプランを比べる物差しを自分で持っておく

ここが大事なところです。

どの相談先が正解、ということはありません。

ランドリールームの希望がはっきりしているほど、どこに相談しても話が早く進みます。

一括で依頼できるサービスはどう使うといい?

一括で間取りプランを依頼できるサービスは、希望の条件を一度入力すると、複数の住宅会社から間取りプランや見積もり、資料がもらえる仕組みです。

1社ずつ連絡して同じ説明を何度もする手間が減るので、忙しい共働きの家庭にも使いやすい方法なんです。

一括で依頼する良いところ
  • 同じ条件で何社かのプランを並べられる
  • 自分では思いつかない配置に出会える
  • 依頼先の候補を短い期間で絞れる
気をつけたいところ
  • 届くプランの数が多いと比べるのが大変
  • 条件の書き方があいまいだと提案もばらつく
  • 連絡が来る会社の数を先に確かめておきたい

条件の欄に、次で紹介する「洗濯メモ」の中身を書いておくと、ランドリールームに関する提案の質がそろいやすくなります。

リフォームの相談先はどう選ぶ?

今の家にランドリールームを作る時は、どこまで工事をするかで相談先が変わります。

洗面所を広げる、使っていない部屋を洗濯部屋に変える、増築するなど、方法ごとの違いは今の家でランドリールームを作る方法と工事の流れで詳しくまとめています。

リフォームでも一括見積もりが使えます

リフォームも、条件を伝えると複数の工事会社から見積もりをもらえるサービスがあります。給排水や電気の工事が入るかどうかで工事会社の得意不得意が分かれるので、何社かの提案を並べてみると違いが見えやすいです。

最初の相談で担当者のどこを見る?

相談先の種類よりも、実は「担当者が洗濯の話をどれだけ聞いてくれるか」のほうが大事だったりします。

最初の面談で、次のような様子があるかを見てみてください。

最初の相談で見ておきたいこと
  • 洗濯の時間帯や量を、担当者のほうから聞いてくれるか
  • 部屋干しの湿気や換気について、理由を添えて説明してくれるか
  • 標準で入るものと追加になるものを、分けて話してくれるか
  • できないことや向かないことも、正直に伝えてくれるか

例えば「夜に干すなら、窓より換気扇の位置を先に考えましょう」のように、こちらの暮らしに合わせた答えが返ってくると安心ですよね。

相談の前に「洗濯メモ」を1枚作っておきましょう

相談に行く前に、ぜひ用意してほしいのが「洗濯メモ」です。

『間取りのことはプロに任せればいいのでは?』と思うかもしれません。

ただ、毎日の洗濯の流れを知っているのは、家族の中でもあなただけなんです。

ランドリールームの相談前に作る洗濯メモの4項目を示した図解

メモに書く4つのこと

洗濯メモに書くこと
  • 今の洗濯で困っていること(干す場所が無い、運ぶのが重い、しまうのが面倒など)
  • 洗濯の量と時間帯(1日に何回、朝か夜か、誰が回すか)
  • 干し方としまい方(部屋干しか外干しか、乾燥機を使うか、どこにしまうか)
  • 置きたい設備(洗い場、作業カウンター、アイロン台、物干しの種類など)

例えば「共働きで、洗濯は夜に1回、部屋干しで朝までに乾かしたい」と書いてあれば、住宅会社は換気や窓、物干しの位置を考えやすくなります。

「子どもの部活の泥汚れを下洗いしたい」とあれば、洗い場の提案につながります。

今の洗濯を1回だけ測ってみる

できれば、次の休みに洗濯を1回分だけ測ってみてください。

今の洗濯を測る手順
  1. いつもの1回分を、ハンガーと竿に全部干す
  2. 竿を使った長さをメジャーで測る
  3. ハンガーの数とピンチハンガーの数を数える
  4. 干してから取り込むまでの時間をメモする
  5. 乾いた服を、家の中のどこにしまっているかを書き出す

竿の長さが分かると、ランドリールームの物干しを何本付けるか、話がとても具体的になります。

広さの考え方は使い方別の広さの目安と測り方も参考にしてみてください。

間取り図に洗濯の6地点を書き込む

もうひとつおすすめなのが、今の家の間取り図に「脱ぐ・洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう」の6地点を書き込んで、線で結んでおくことです。

線が長いところ、行ったり来たりしているところが、新しい家で直したいところになります。

相談の場でその図を見せれば、「この移動を短くしたいんです」と一言で伝わりますよ。

メモの項目書き方の例住宅会社が考えやすくなること
困りごと2階のベランダまで運ぶのがつらいランドリールームを置く階
量と時間帯夜に1回、部屋干しで朝まで換気・窓・物干しの本数
干し方としまい方ハンガーのまましまいたいクローゼットとの距離
置きたい設備下洗い用の流しが欲しい給排水の位置

間取りプランと見積もりは2〜3社を同じ物差しで比べます

プランが届くと、どうしても見た目の印象や総額だけで比べてしまいがちですよね。

でも、ランドリールームは「何が含まれているか」が会社によって違うので、同じ物差しで並べないと正しく比べられないんです。

比べる時の基本

間取りプランと見積もりは、2〜3社から取って、洗濯動線・広さと窓・収納・設備・標準とオプションの境目の5つで並べます。総額だけを見比べると、入っていない工事を見落としやすくなります。

比べる手順

間取りプランと見積もりの比べ方
  1. 2〜3社に、同じ洗濯メモを渡して相談する
  2. 届いた間取り図に、洗濯の6地点を書き込んで線で結ぶ
  3. ランドリールームの広さ、窓の数、換気扇の位置に印を付ける
  4. 見積書のコンセント・換気扇・物干し・給排水の行に印を付ける
  5. 下の比較表に書き写し、分からない行は質問メモにまとめる

同じ洗濯メモを渡すのがポイントです。

伝える中身がばらばらだと、プランの違いが「会社の違い」なのか「伝え方の違い」なのか分からなくなってしまいます。

書き写して使う比較表

比べる物差し見るところA社B社C社
洗濯動線6地点を結んだ線の長さ、行き止まりがないか
広さと窓ランドリールームの広さ、窓の数と向き
換気換気扇の有無、湿気の逃げ道
収納タオル・洗剤・ハンガーを置く場所
設備コンセントの数と高さ、物干しの下地、洗い場
標準とオプションどこまでが標準で、どこから追加か

空欄に「あり・なし」「近い・遠い」と書くだけでも、違いがはっきりします。

間取りプランと見積もりを2〜3社から取り、洗濯動線や設備など同じ物差しで比べる流れの図解

見積書では「入っているか」を先に見る

ランドリールームで差が出やすいのは、物干しの金物、天井や壁の下地、換気扇、コンセントの増設、洗い場の給排水です。

ある会社では標準で入っているのに、別の会社では別の行になっている、ということもよくあります。

よくある失敗

総額が低い会社に決めたら、物干しや換気扇が入っておらず、後から追加になったというケースです。見積書の行ごとに「入っている・入っていない・別途」を確かめておきましょう。

費用が何で変わるのかは、ランドリールームの費用の決まり方と見積もりで確かめる項目で詳しく説明しています。

1社だけで決めないほうがいい理由

1社だけのプランだと、それが良いのかどうかを判断する材料がありません。

2〜3社のプランを並べると、「この会社は動線が短い」「こっちは収納が多い」と、自分にとって大事なことが自然と分かってきます。

もちろん、最初に出会った会社が一番合っていた、ということもあります。

それでも、ほかと比べて納得してから決めたほうが、家ができた後の満足感が違いますよ。

ランドリールームのある家づくりは、間取りプランと見積もりを何社か並べるところから始めると、自分の暮らしに合う形が見つけやすくなります。

ランドリールームドットコム

ランドリールームの間取り、1社だけで決めていませんか

同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。

相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る

当サイト内の解説ページに移動します。プランの内容・費用・工期は各社に直接ご確認ください。

打ち合わせと契約の前に確かめておきたいこと

候補の会社が絞れてきたら、打ち合わせで細かいところを聞いていきましょう。

『こんなことを聞いたら失礼かな』と遠慮する方もいますが、聞いておかないと後で困るのは自分なんです。

打ち合わせで聞く質問リスト

ランドリールームの打ち合わせで聞くこと
  • この広さで、物干しは何本付けられますか
  • 天井や壁の物干しを付ける場所に、下地は入りますか
  • 換気扇と窓は、湿気が抜けやすい位置になっていますか
  • コンセントの数と高さは、乾燥機やアイロンを使う前提ですか
  • 洗濯機の扉の向きと、前に立つ空間は足りていますか
  • 標準で入るものと、追加になるものはどれですか

会話の例を挙げると、こんな聞き方がしやすいです。

「夜に洗濯して、朝までに乾かしたいんです。この窓と換気扇の位置で湿気は抜けますか」

「乾燥機を後から置くかもしれません。コンセントや排気の準備はしておけますか」

こうして暮らしの場面から聞くと、担当者も具体的に答えやすくなります。

契約前に第三者に相談する方法

契約の前に、ほかの人の目で見てもらうと安心です。

住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「住まいるダイヤル」には、リフォームの見積書を見てもらえる見積チェックサービスがあります。

一級建築士の資格を持つ相談員が、電話で無料で相談に乗ってくれます(通話料は相談する人の負担です)。

住まいるダイヤルで見てもらえること

「一式」のように中身が分からない項目や、同じ工事が二重に入っていないか、見積もりの内容が希望と合っているかなどを相談できます。新築住宅の相談も電話で受け付けています。窓口の番号や受付時間は住宅リフォーム・紛争処理支援センターの公式サイトで確かめてみてください。

突然訪問してきた業者には気をつけましょう

リフォームを考えている時期は、突然の訪問にも気をつけたいところです。

突然訪問して無料点検をもちかけ、不安をあおって工事の契約を迫る「点検商法」の相談が、国民生活センターに寄せられています。

その場で契約しないために
  • 突然訪問してきた事業者に、安易に家の中を点検させない
  • その場では契約せず、家族と相談する時間をとる
  • ほかの事業者からも見積もりを取ってから決める

訪問販売によるリフォーム工事の契約は、契約書面を受け取った日を含めて8日間、クーリング・オフの対象です。

困った時は消費者ホットライン188に相談できます。

手口の例は国民生活センターの点検商法の案内にもまとまっています。

ランドリールームの相談でよくある悩み

ランドリールームの相談でよく見かける悩みを、内容を要約してご紹介します。

どれも、打ち合わせの前に考えておくと話がスムーズになるものばかりです。

北向きの脱衣所兼ランドリールームに換気扇は要る?

北向きで窓が浴室から遠い位置にある、脱衣所兼ランドリールームの換気扇を付けるか迷う、という相談です。

『窓があるなら、換気扇はいらないのでは?』と思いますよね。

ただ、部屋干しをする部屋は湿気がたまりやすく、夜や雨の日は窓を開けられないことも多いんです。

考え方

夜に干す、雨の日も干すなら、窓だけに頼らず換気扇で湿気の逃げ道を作っておくと安心です。湿気がこもるとカビの原因にもなりやすいので、窓と換気扇の位置を住宅会社と図面で確かめておきましょう。

換気の考え方はランドリールームの換気と湿気対策で詳しくまとめています。

洗濯機は脱衣所とランドリールームのどちらに置く?

脱衣所の近くにランドリールームを作る予定で、洗濯機をどちらに置くか迷う、という相談です。

これは、洗濯をする時間帯と、家族がお風呂に入る時間帯で考えると決めやすくなります。

洗濯機を置く場所合いやすい暮らし気にしたいこと
脱衣所脱いだ服をすぐ洗濯機に入れたい家族の入浴中は洗濯しにくい
ランドリールーム洗う・干すを一部屋で済ませたい脱衣所からの距離と扉の位置

例えば、夜に家族が順番にお風呂に入り、その後に洗濯を回す家なら、ランドリールームに置いたほうが入浴と重なりません。

ランドリールームと脱衣所は兼ねる?分ける?

家事室を兼ねたランドリールームと脱衣場を、兼用にするか分けるかで迷う、という相談もよく見かけます。

兼用は広さを抑えやすく、分けると家族の入浴中も洗濯の作業ができます。

迷った時は、洗濯メモの「時間帯」を見返してみてください。

洗濯と入浴の時間が重なるなら分ける、重ならないなら兼ねる、という決め方もあります。

詳しい比べ方は脱衣所とランドリールームの兼用と分ける間取りの違いで紹介しています。

よくある質問

ランドリールームの相談は、どのタイミングでするのがいいですか?

間取りの打ち合わせが始まる前がおすすめです。洗濯メモを先に作っておくと、最初のプランからランドリールームの希望が反映されやすくなります。

間取りプランは何社くらいから取ればいいですか?

2〜3社が比べやすい数です。多すぎると比べるのが大変になるので、同じ条件を伝えて、同じ物差しで並べられる数にしておきましょう。

一括で間取りプランを依頼すると、費用はかかりますか?

サービスによって仕組みが違うので、申し込む前にそれぞれのサービスの案内で確かめてみてください。届いたプランをどう比べるかは、この記事の比較表が使えます。

ランドリールームのことを住宅会社にうまく説明できる自信がありません。

今の洗濯の困りごと、量と時間帯、干し方としまい方、置きたい設備の4つをメモにするだけで十分です。今の家の間取り図に洗濯の流れを線で書いて見せると、言葉で説明するより伝わりやすいですよ。

リフォームの見積書が妥当か、自分では判断できません。

契約前なら、住まいるダイヤルの見積チェックサービスで、一級建築士の資格を持つ相談員に電話で相談できます。ほかの工事会社の見積もりと並べてみるのもおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • ランドリールームの相談先は、新築かリフォームかでまず選ぶ
  • 相談の前に、困りごと・量と時間帯・干し方としまい方・設備の4つを洗濯メモにする
  • 間取りプランと見積もりは2〜3社から取り、同じ物差しで並べる
  • 見積書は総額より先に、物干し・下地・換気扇・コンセント・給排水が入っているかを見る
  • 契約前は住まいるダイヤルで第三者に相談でき、突然の訪問業者とはその場で契約しない

まずはランドリールームでできることと家づくりで決めておきたいことを読み返して、自分の希望を書き出すところから始めてみてください。

ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

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