ランドリールームとウッドデッキをつなぐ|庭で外干しする間取り

ランドリールームとウッドデッキをつなぎ、庭で外干しする間取りの考え方をまとめた記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が国土交通省・住宅リフォーム・紛争処理支援センターなど公的機関の公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内に家づくり・リフォームの相談サービスへの案内(広告)を含みます。

『ランドリールームから、そのままウッドデッキに出て干せたら楽そう』と考えていませんか。

結論から言うと、ランドリールームとウッドデッキをつなぐ間取りは、出入口の形と、雨の日にどこへ移すかを先に決めておくと使いやすくなります。

この記事では、出入口の選び方を表で比べ、庭で外干しする時の配置の考え方をお伝えします。

目次

ランドリールームとウッドデッキをつなぐと何が楽になる?

先に結論

1階のランドリールームからウッドデッキへ直接出られると、階段を使わずに外干しができます。洗う・干す・取り込む・たたむが1階で完結するので、平屋や1階で暮らしをまとめたい家と相性が良い形です。

洗濯物を持って2階のベランダまで上るのは、毎日だとけっこう大変ですよね。

ランドリールームのすぐ外にウッドデッキがあれば、濡れて重い洗濯物も数歩で運べます。

晴れた日は外に、雨の日はランドリールームの中に、という使い分けもしやすくなるんです。

つなげると良いところ
  • 階段を使わずに外干しできる
  • 雨が降り出してもすぐ室内に取り込める
  • 室内干しと外干しを天気で使い分けやすい
  • 布団やシーツなど大物を広げて干しやすい
つなげる時に気になるところ
  • 外からの視線や防犯を考える必要がある
  • 出入口の窓や扉のぶん、壁に収納を付けにくい
  • 地面に近いので、湿気や虫、砂ぼこりが気になることがある
  • ウッドデッキの手入れが必要になる

ベランダで外干しする場合との違いは、ベランダとランドリールームの関係で比べています。

出入口は「掃き出し窓・勝手口・テラス窓」から選びましょう

ランドリールームとウッドデッキをつなぐ時、意外と迷うのが出入口の形です。

『大きな窓にすればいいのかな』と思いがちですが、使い方によって向き不向きがあるんです。

出入口の形出入りのしやすさ雨の日の取り込み外からの視線向いている家
掃き出し窓床まである大きな窓で、かごを持ったまま出やすい開口が広く、急な雨でも一気に取り込める開けると室内が見えやすい。カーテンが要る外干しが多く、ウッドデッキが広い家
勝手口扉1枚で出入りでき、靴の脱ぎ履きがしやすい扉が小さいぶん、大物の取り込みは少し手間扉を閉めれば室内が見えにくい外干しの量が少なめで、防犯も気になる家
テラス窓腰より低い位置からの窓で、段差をまたいで出る窓から手を伸ばして取り込める場面もある掃き出し窓よりは見えにくい室内に棚や作業台を置きたい家
ランドリールームとウッドデッキをつなぐ出入口を、掃き出し窓・勝手口・テラス窓の3つで比べ、出入りのしやすさ・雨の日の取り込み・外からの視線の違いを示した図解

掃き出し窓は「たくさん干す家」向き

掃き出し窓は、洗濯かごを持ったまま出入りできるのが一番の良さです。

シーツやタオルをたくさん干す家なら、出入りの回数が多くてもストレスになりにくいですよね。

ただ、窓が大きいぶん、ランドリールームの壁に棚を付けられる面が減ることもあります。

勝手口は「視線と防犯」が気になる家向き

勝手口は扉なので、閉めてしまえば外から室内が見えにくくなります。

ゴミ出しなど洗濯以外にも使える出入口になるのも便利なところです。

一方、大物を抱えて通るには少し狭く感じることもあるので、干す量と合わせて考えてみてください。

テラス窓は「室内の壁を生かしたい家」向き

テラス窓は、床から少し高い位置に付く窓なので、窓の下の壁に棚や作業台を置きやすくなります。

ランドリールームが広くない家では、壁を収納に使えるのはありがたいですよね。

そのかわり、出入りの時に段差をまたぐので、かごを持って何度も行き来するには少し不向きです。

例えば「普段は室内干しで、外干しは週末のシーツだけ」という家なら、テラス窓でも困りにくいはずです。

補足

窓や扉の大きさ・高さは、商品によって選べる種類が違います。間取り図だけで決めず、住宅会社と図面や商品の寸法を見ながら確かめましょう。

庭で外干しする間取りは、洗濯の流れで考えます

出入口の形が決まったら、次は部屋の並べ方です。

ここが大事なところで、ランドリールームとウッドデッキだけでなく、その前後の部屋まで一緒に考えるのがコツなんです。

庭で外干しする間取りの考え方
  1. 間取り図に、洗濯の6地点(脱ぐ・洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう)を書き込む
  2. 脱衣所の隣にランドリールームを置き、洗う場所を決める
  3. ランドリールームの外側にウッドデッキを置き、出入口の形を選ぶ
  4. 取り込んだ洗濯物をたたむ作業台と、しまうクローゼットを近くに置く
  5. 6地点を線で結び、行き止まりや遠回りがないかを確かめる

例えば「脱衣所、ランドリールーム、ファミリークローゼット、勝手口、ウッドデッキ」と一直線に並べると、洗濯の流れが一方向にまとまります。

こうした並べ方は、1階に水まわりと収納を集めた家で考えやすい形です。

脱衣所・ランドリールーム・ウッドデッキ・作業台・ファミリークローゼットを一方向に並べ、1階で洗濯を完結させる間取りの流れを示した図解

1階にランドリールームを置く時の考え方は、ランドリールームは1階がいい?で詳しく説明しています。

平屋ならウッドデッキと相性が良い

平屋は上下の移動がないぶん、庭やウッドデッキとのつながりを作りやすい家です。

ただ、家の中心部は窓が取りにくいので、ランドリールームは外に面した場所に置けるかを確かめておきましょう。

平屋での配置の考え方は、平屋のランドリールームの間取りも参考にしてみてください。

ウッドデッキの広さと向きは、干す量から決めましょう

『ウッドデッキはどのくらいの広さにすればいいの?』と迷う方も多いはずです。

広さは、物干しを置いて洗濯物を広げ、そのまわりを歩ける余裕があるかで考えると決めやすくなります。

ウッドデッキの広さと向きを決める前に確かめること
  • 一度に外干ししたい量(シーツ・布団・タオル)を書き出したか
  • 物干しを置いた時、そのまわりを歩けるか
  • 日が当たる向きで、午前と午後のどちらに日が入るか
  • 洗濯以外の使い道(くつろぐ・子どもの遊び場など)も考えたか

最終的な寸法は、住宅会社と図面で確かめておきましょう。

新築やリフォームでランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランを比べると、自分の家に合う形が見つけやすくなります。

ランドリールームドットコム

ランドリールームの間取り、1社だけで決めていませんか

同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。

相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る

当サイト内の解説ページに移動します。プランの内容・費用・工期は各社に直接ご確認ください。

庭で外干しする時に気をつけたいこと

ウッドデッキでの外干しは気持ちいいですが、気をつけたいこともいくつかあります。

『建ててから気づいた』とならないように、間取りの段階で確かめておきましょう。

間取りの段階で確かめること
  • 道路や隣の家から、干した洗濯物や室内がどう見えるか
  • 出入口の窓や扉に、鍵や防犯の工夫があるか
  • 急な雨の時、取り込んだ洗濯物をすぐ掛けられる竿が室内にあるか
  • ウッドデッキに屋根やひさしを付けるかどうか
  • 外の物干しを置く場所と、使わない時にしまう場所があるか

特に見落としやすいのが、外からの視線です。

図面だけでは分かりにくいので、敷地に立って道路や隣の家の窓の位置を見ておくと安心ですよ。

地面に近いウッドデッキは、砂ぼこりや落ち葉が気になることもあります。

取り込む前に洗濯物を軽くはたく、風の強い日は室内干しに切り替える、と決めておくだけでも気持ちよく使えます。

よくある失敗

ウッドデッキに屋根を付けなかったために、急な雨で毎回あわてて取り込むことになる例があります。ひさしや屋根を付けるか、取り込んだらすぐ掛けられる竿をランドリールームに用意しておきましょう。

急な雨の取り込みを楽にする工夫

外干しで一番あわてるのは、出かけている間や家事の途中で雨が降り出した時ですよね。

取り込んだ後の置き場所が決まっていないと、濡れた洗濯物を抱えて右往左往することに。

雨の日に備えておく手順
  1. ランドリールームの出入口のすぐ近くに、空いた竿を1本残しておく
  2. 外の物干しは、ハンガーごと外せるものを使う
  3. 取り込んだらハンガーのまま室内の竿へ移す
  4. 濡れた物は扇風機やサーキュレーターで風を当てて乾かし直す

「出入口の近くに空いた竿」を用意しておくだけで、取り込みにかかる時間はぐっと短くなります。

屋根を付けるなら手続きも確かめましょう

ウッドデッキに屋根や壁を付けて囲うと、建物の増築として扱われることがあります。

防火地域・準防火地域以外で、床面積10㎡以内の増築なら建築確認の申請は要らないとされています。

ただし防火地域・準防火地域の中では、広さにかかわらず申請が必要です。

ガラスで囲ってサンルームのように使う方法もあり、違いはサンルームとランドリールームの違いで比べています。

ランドリールームとウッドデッキについてのよくある相談

ここでは、ランドリールームとウッドデッキについてよく寄せられる相談を、要約してお答えします。

相談1:ランドリールームを作らず、ウッドデッキと物置で十分?

家を考える時に、ランドリールームまでは作らず、ウッドデッキと物置で足りるのでは、という相談があります。

結論から言うと、外干しが中心で、雨の日は浴室乾燥などで乾かせるなら、それでも暮らせます。

ただ、夜に洗濯する日が多い家や、花粉の時期に外へ干したくない家では、室内で干す場所がないと困りやすいです。

『外干しできない日はどうする?』を先に考えておくと、ランドリールームが要るかどうかが見えてきます。

相談2:平屋で洗濯物を干す場所はどこがいい?

平屋を建てるかもしれないけれど、洗濯物をどこに干せばいいのか、という相談もよく見かけます。

平屋なら、ランドリールームを外に面した場所に置き、隣にウッドデッキや庭の干し場を作る形が考えやすいです。

考え方

室内干しの場所と外干しの場所を、出入口1つでつなげておくのがポイントです。天気で使い分けられるので、どちらか一方だけより困る日が少なくなります。

相談3:洗濯の流れを勝手口からウッドデッキまでつなげたい

脱衣所、ランドリールーム、ファミリークローゼット、勝手口、ウッドデッキをつなげた洗濯動線を考えている、という相談もあります。

とても考えられた流れで、洗う・干す・しまうが近くにまとまりやすい形です。

確かめておきたいのは、取り込んだ洗濯物をたたむ作業台をどこに置くかと、勝手口から入った時に靴を置く場所があるかの2つです。

よくある質問

ランドリールームとウッドデッキをつなぐ出入口は何がいいですか?

外干しが多いなら掃き出し窓、視線や防犯が気になるなら勝手口、室内に棚や作業台を置きたいならテラス窓が向いています。干す量と外からの見え方で選んでみてください。

ウッドデッキで外干しすると洗濯物が丸見えになりませんか?

道路や隣の家からの見え方によっては、見えやすくなることがあります。敷地に立って視線を確かめ、目隠しのフェンスや干す位置を住宅会社と相談しましょう。

ランドリールームは1階にないとウッドデッキとつなげられませんか?

ウッドデッキは1階の庭に作ることが多いので、つなげるならランドリールームも1階が基本です。2階にランドリールームを作る場合は、ベランダやインナーバルコニーと組み合わせる形が考えやすいです。

ウッドデッキがあればランドリールームは狭くてもいいですか?

晴れた日は外で干せるので、室内の干し場は少なめでも回せることがあります。ただ、雨や花粉の日にすべて室内で干せるかは確かめておきましょう。一度に洗う量を室内に干して、竿の長さが足りるかを見ておくと安心です。

ウッドデッキに屋根を付けると手続きが必要ですか?

屋根や壁で囲う形にすると、増築として扱われることがあります。地域や広さによって建築確認の申請が要るので、工事会社と自治体の建築担当で確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • ランドリールームとウッドデッキをつなぐと、洗う・干す・取り込む・たたむが1階で完結する
  • 出入口は掃き出し窓・勝手口・テラス窓から、干す量と視線で選ぶ
  • 間取りは脱衣所からクローゼット、ウッドデッキまで洗濯の流れで並べる
  • 外からの視線、防犯、急な雨への備えは間取りの段階で確かめる
  • 屋根や壁で囲う場合は増築になることがあり、手続きを確かめる
ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次