ランドリールームを手作り|DIYでできる棚・物干しと任せる工事

ランドリールームを手作りする時にDIYでできることと任せる工事を紹介する記事のアイキャッチ

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『工事を頼むほどではないけど、洗濯の場所をもう少し使いやすくしたい』と思うこと、ありますよね。

結論から言うと、ランドリールームの手作りは「置く・突っ張る・組み立てる」までならDIYで進められます。

一方、コンセントの増設や給排水の工事は、資格や専門の工事が必要です。

この記事では、DIYでできることと任せる工事の線引き、手作りする時の順番をお伝えします。

目次

ランドリールームの手作りは線引きから始めましょう

先に結論

DIYで進めやすいのは、置く棚・突っ張り式の物干し・収納の工夫です。コンセントの増設や移設は電気工事士の資格が必要で、給排水は配管の専門工事です。この線を先に決めておくと、安全に手作りできます。

『どこまで自分でやっていいのか分からない』という方は多いはずです。

実は、ランドリールームで手を入れたい場所の多くは、DIYで十分に工夫できます。

ただ、電気や水の配管、天井への取り付けは、失敗すると家そのものを傷めることがあるんです。

だからこそ、作業を始める前に「自分でやる」「任せる」を表で分けておきましょう。

やりたいこと自分でできるか理由と確かめること
置くタイプの棚やラックを置くできる洗濯機の扉や人の動く場所とぶつからないか
突っ張り式の物干しや棚を付けるできる天井や壁の強さ、取扱説明書の使い方
かごやボックスで収納を分けるできる家族ごと・用途ごとに分ける
作業台を組み立てて置くできる洗濯機や洗面台の高さと合わせる
壁や天井に物干しをビスで付ける下地が分かれば一部できる下地に固定する。分からなければ任せる
コンセントを増やす・移す資格が必要電気工事士の資格を持つ人が行う
洗濯機置き場や洗い場を作る専門の工事給水と排水の配管工事
換気扇を新しく付ける任せる壁に穴を開け、配線も要る

この表は、手作りしたい作業を「自分でできる」「任せる」で分けたものです。

上の4つから始めて、下の工事が必要だと分かったら工事会社に相談する流れにすると迷いません。

賃貸と持ち家で変わるところ

同じ手作りでも、住まいによってできる範囲が少し違います。

住まい進めやすいこと先に確かめたいこと
持ち家の一軒家下地が分かればビスでの取り付けも壁の中の配線や配管の位置
分譲マンション置く棚や突っ張り式の物干し管理規約で決まっている工事の範囲
賃貸穴を開けない置く・突っ張る工夫契約書と管理会社への相談

『持ち家だから何をしてもいい』と思いがちですが、壁の中には配線や配管が通っていることがあります。

ビスを打つ前に、コンセントやスイッチの真上や真下を避けるだけでも、配線を傷つける心配を減らせます。

ランドリールームの手作りで、DIYでできることと資格や専門の工事が要ることを分けた線引きの図解

DIYで手作りしやすい3つのこと

置く・突っ張る・組み立てる

手作りの主役は、置く棚、突っ張り式の物干し、収納の工夫の3つです。どれも壁や天井に穴を開けずに始められるので、賃貸から持ち家まで試しやすい方法です。

『DIYは苦手だけど大丈夫かな』と思いますよね。

ここで紹介するのは、組み立てて置くだけのものが中心なので、道具が少なくても始められます。

置く棚で洗濯機まわりを使う

洗濯機の上の空間は、ランドリールームで一番使いやすい収納場所です。

洗濯機をまたぐように置くラックなら、洗剤やハンガー、タオルを手の届く高さにまとめられます。

置く前に、洗濯機のふたや扉を開けた時にぶつからないかを確かめておきましょう。

ドラム式なら扉の開く向きと前の空間、縦型なら上のふたを開けた高さがポイントです。

突っ張り式の物干しで干す場所を作る

床と天井、または壁と壁の間で突っ張るポールや物干しは、穴を開けずに干す場所を作れます。

ただ、濡れた洗濯物は思ったより重くなります。

よくある失敗

突っ張り式の物干しに洗濯物を掛けすぎて、ずれたり外れたりすることです。取扱説明書の使い方を守り、時々ゆるみがないか確かめましょう。天井が弱い所では使えない物もあります。

付ける位置は、洗濯機から取り出してすぐ手が届く所が便利です。

ただし、窓の開け閉めや扉の出入りのじゃまにならないかも、付ける前に確かめておきましょう。

干した時に洗濯物の下に人が通れる高さかどうかも、使いやすさを大きく左右します。

物干しの種類ごとの違いはランドリールームの物干しの選び方で比べています。

収納の工夫で「しまう」まで近づける

かごやボックスを家族ごとに分けて置くだけでも、たたんだ後の配る手間が減ります。

例えば「家族それぞれのかごにたたんで入れ、各自が自分で持っていく」という流れにすると、洗濯の担当者の負担が軽くなりますよ。

収納の工夫のチェック
  • かごやボックスを家族ごと・用途ごとに分ける
  • よく使う洗剤やハンガーは腰から目の高さに置く
  • 重い物は下の段に置く
  • 濡れた物を置く場所と乾いた物を置く場所を分ける

棚やカウンターの決め方はランドリールームの収納の作り方でも詳しくまとめています。

資格や専門の工事が要ることは任せましょう

電気と水、天井は無理をしない

コンセントの増設や移設は電気工事士の資格が必要です。洗濯機置き場や洗い場の新設は給排水の専門工事で、天井への重い物の取り付けは下地への固定が欠かせません。

『延長コードを使えば、コンセントを増やさなくてもいいのでは』と思う方もいるかもしれません。

ただ、ランドリールームは除湿機やアイロンなど、電気を多く使う家電を置く場所です。

使う家電が多いなら、延長コードで間に合わせず、工事会社にコンセントの増設を相談しましょう。

任せる工事と確かめること

任せる工事頼む前に確かめたいこと
コンセントの増設・移設使う家電と置く位置、同時に使う数
洗濯機置き場や洗い場の新設給水と排水の配管を引ける場所か
天井付けの物干し天井の下地の位置と、物干しを付けたい長さ
換気扇の取り付け湿った空気をどこから外へ出すか

給排水の工事は、自治体によっては指定の工事事業者が行う必要がある工事もあります。

どこまで誰が行うかを、工事会社に確かめておきましょう。

コンセントや照明、換気の決め方はランドリールームの設備で後悔しないためにで紹介しています。

壁や天井にビスで付けるなら下地を探す

壁付けや天井付けの物干しは、壁の柱や間柱、天井の野縁といった下地に固定するのが基本です。

石膏ボードだけに重い物を留めると、外れたり、壁や天井が傷んだりすることがあります。

下地が分からない時は

下地の位置が分からない、天井が高くて作業が不安という時は、無理をせず工事会社に頼みましょう。物干しの取り付けだけを頼める場合もあります。

手作りするランドリールームの順番

使ってから足していく

いきなり全部をそろえるより、まず干す場所を作って使い、足りない物を足していくほうが無駄がありません。

『何から買えばいいのか分からない』という方は、次の順番で進めてみてください。

手作りの進め方
  1. 今の洗濯1回分を干して、竿の長さとハンガーの数を測る
  2. 洗濯の6地点(脱ぐ・洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう)を間取り図に書き込む
  3. 突っ張り式やスタンドの物干しで干す場所を作る
  4. 1〜2週間使って、置き場に困った物を書き出す
  5. 書き出した物に合わせて棚・かご・作業台を足す
  6. コンセントや配管が必要だと分かったら工事会社に相談する
ランドリールームを手作りする時に、干す場所を作ってから棚や作業台を足していく順番を示した図解

例えば「たたむ場所が無くて床に置いている」と分かったら、作業台を足す、という順番です。

使いながら足すので、買ったのに使わない棚が出にくくなります。

そろえておきたい道具

手作りの前に、次の道具があると作業がスムーズです。

手作りの前にそろえたい物
  • メジャー(洗濯機・天井・窓まわりを測る)
  • 間取り図か、手書きの部屋の図
  • ドライバー(組み立て式の棚に使う)
  • 下地を探す道具(壁や天井にビスで付ける時)
  • 脚立(天井近くの作業をする時)

脚立を使う高い所の作業は、1人でせず、家族に支えてもらいながら進めると安心です。

ランドリールームを手作りする時のよくある相談

よくある相談をまとめました

手作りしたい方からは、作業台のDIY、窓まわりの選び方、物の置き場や動線についての相談がよく見られます。

知恵袋などでよく見かける相談を、要点だけまとめてお答えします。

作業台をDIYしたいが、どう考えればいい?

洗濯物をたたむ、アイロンを掛ける、濡れた洗濯物を一旦置く、といった使い方の作業台をDIYしたい、という相談です。

濡れた物も置くなら、水に強く、拭き取りやすい天板が向いています。

高さは、洗濯機や洗面台の高さとそろえると、作業の流れがスムーズです。

アイロンを使うならコンセントの位置も決めておき、足りなければ増設を工事会社に頼みましょう。

室内干し用の部屋の窓まわりは何がいい?

室内干し専用のランドリールームに、カーテン・ブラインド・ロールスクリーンのどれが合うか、という相談です。

湿気がこもりやすい部屋なので、洗濯物が触れにくく、窓を開けて風を通しやすいものが使いやすいです。

窓まわり使いやすい点気をつけたい点
カーテン取り外して洗える洗濯物に触れると湿気を吸う
ブラインド羽の角度で光と風を調整できる羽にほこりがたまりやすい
ロールスクリーン巻き上げるとすっきりする開け閉めの手間がかかる

物の置き場と動線がまとまらない

ランドリールームの動線や物の置き場が決まらず、アドバイスがほしい、という相談です。

置き場が決まらない時は、洗濯の流れに沿って「その作業で使う物を、その作業をする場所に置く」と考えると決めやすいです。

例えば洗剤は洗濯機の上、ハンガーは物干しの近く、たたんだ物のかごは作業台の下、という具合です。

自分で難しい所は工事会社に相談を

手作りと工事を組み合わせる

収納や物干しはDIYで、コンセントや配管は工事会社に、と分けると、無理なく使いやすいランドリールームが作れます。

『全部自分でやらなきゃ』と思わなくて大丈夫です。

手作りで使ってみて、足りない所だけ工事を頼むのも賢い方法なんです。

工事会社に相談する時は、手作りで使ってみて分かったことをメモにして伝えましょう。

例えば「除湿機とアイロンを同時に使うとコンセントが足りない」「天井の物干しを今の突っ張り式の位置に付けたい」のように伝えると、必要な工事だけを見積もってもらいやすくなります。

部屋ごと作り替える方法は今の家でランドリールームを作るリフォームの方法でまとめています。

新築やリフォームでランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランや見積もりを比べると、自分の家に合う形が見つけやすくなりますよ。

ランドリールームドットコム

ランドリールームの間取り、1社だけで決めていませんか

同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。

相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る

当サイト内の解説ページに移動します。プランの内容・費用・工期は各社に直接ご確認ください。

よくある質問

賃貸でもランドリールームを手作りできますか?

置く棚や突っ張り式の物干し、かごでの収納なら、壁や天井に穴を開けずに工夫できます。ビスを使う作業は契約書を確かめ、管理会社に相談してからにしましょう。

コンセントを自分で増やしてもいいですか?

コンセントの増設や移設は、電気工事士の資格を持つ人でなければ行えません。プラグを差し込む、電球を替えるといった作業は資格が要りませんが、配線の工事は工事会社に頼みましょう。

洗濯機の場所を自分で移せますか?

洗濯機置き場を新しく作るには、給水と排水の配管工事が必要です。配管の専門工事になるので、工事会社に相談しましょう。

手作りの棚は洗濯機の上に置いても大丈夫ですか?

洗濯機をまたぐ置き型のラックなら使えます。ふたや扉を開けた時にぶつからない高さか、洗濯機の揺れで物が落ちないかを確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • ランドリールームの手作りは、置く・突っ張る・組み立てるまでならDIYで進められる
  • コンセントの増設は電気工事士の資格、洗濯機置き場は給排水の専門工事が必要
  • 壁や天井にビスで付けるなら下地に固定し、分からなければ任せる
  • まず干す場所を作って使い、足りない物を足していく
  • 手作りと工事を組み合わせると無理がない
ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

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