ランドリールームの物干しの選び方|天井・壁・スタンドの違い

ランドリールームの物干しを、天井・壁・スタンドの違いと配置から選ぶ方法を解説する記事のアイキャッチ

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『ランドリールームの物干しって、天井に付けるのと壁に付けるの、どっちがいいの?』と迷っていませんか。

結論から言うと、ランドリールームの物干しは「どれだけ干したいか」と「使わない時にどれだけ邪魔か」で選ぶと決めやすくなります。

そして、選ぶ前に洗濯物1回分を干すのに竿がどれだけ要るかを測っておくのが近道です。

この記事では、天井・壁・床置きの3種類の違いと、竿の長さの考え方、位置の決め方をお伝えします。

目次

ランドリールームの物干しは大きく3種類

先に結論

ランドリールームの物干しは、天井から下げる、壁から出す、床に置くの3種類に分けられます。干せる量、使わない時の邪魔さ、後から付けやすいかが、それぞれ違うんです。

物干しと一口に言っても、取り付け方でかなり使い勝手が変わりますよね。

まずは、3種類がどんなものかをざっくり押さえておきましょう。

ランドリールームの物干しを、天井から下げる・壁から出す・床に置くの3種類に分け、それぞれの特徴を示した図解
種類どんな物かよくある形
天井から下げる天井に金具を付け、竿を吊るす使わない時に竿を外す、昇降させる、金具ごとたためる物など
壁から出す壁に付けた本体から、アームやワイヤーを出す使う時だけアームを広げる、ワイヤーを引き出す物など
床に置く床に置いて使う、または天井と床で突っ張るスタンド型、突っ張り式のポールなど

「物干し竿を何本掛けるか」から考えます

どの種類にしても、最後は竿やワイヤーに洗濯物を掛けることになります。

だから、種類を選ぶ前に「竿を何本、どのくらいの長さで掛けたいか」を決めておくと、選び方がぶれにくくなります。

竿の長さの考え方は、この記事の後半でくわしく紹介しますね。

ランドリールームの使い方で合う物干しが変わります

もう一つ、ランドリールームをどう使うかでも、合う物干しは変わってきます。

ランドリールームの使い方合いやすい物干し理由
洗濯専用の部屋天井から下げる物を2本干す量が多く、出しっぱなしでも困りにくい
洗面所や脱衣所と兼ねる壁から出す物、外せる天井の竿使わない時にすっきりさせたい
ファミリークローゼットとつなぐ天井の竿をクローゼットのパイプと同じ向きにハンガーのまま掛け替えやすい
今の家の空き部屋を使うスタンド、突っ張り式工事なしで始められる

天井・壁・床置きの物干しを比べてみましょう

ここからは、3種類の物干しを、干せる量・使わない時の邪魔さ・後付けのしやすさで比べていきます。

『全部の良いところを取りたい』という気持ちも分かりますが、それぞれ得意なことが違うので、家庭に合わせて選ぶのがおすすめです。

比べる点天井から下げる壁から出す床に置く
干せる量多い(竿を2本並べることもできる)中くらい(アームやワイヤーの長さまで)少なめから中くらい(スタンドの大きさまで)
使わない時の邪魔さ竿を外せば目立ちにくい本体をたためばすっきりする出しっぱなしだと場所を取る
後付けのしやすさ天井の下地が要る、工事が必要なことも壁の下地が要る、工事が必要なことも工事なしで置ける
部屋の広さとの相性床を広く使える壁際に干せて通路をふさぎにくい床に置く分の広さが要る
向いている家庭毎日たくさん部屋干しする干す量は中くらい、すっきり見せたい今の家で工夫したい、干す量が少なめ

天井から下げる物干し

天井に金具を付けて、竿を吊るすタイプです。

床に物を置かないので、ランドリールームの床を作業や通り道に広く使えます。

竿を2本並べられるので、毎日の洗濯物に加えて、タオルやシーツもまとめて干したい家庭に向いています。

使わない時に竿を外せる物、金具ごと天井側にたためる物、竿の高さを上げ下げできる物など、形もいろいろです。

『竿を出しっぱなしにすると見た目が気になる』という方は、外せる物かたためる物を選ぶとすっきりしますよ。

昇降できる物は、干す時は手元まで下ろし、干し終わったら高く上げられるので、通る時に洗濯物が頭に当たりにくくなります。

天井付けの物干しの高さや位置の決め方は、ランドリールームの天井付け物干しでくわしくまとめています。

壁から出す物干し

壁に付けた本体から、使う時だけアームやワイヤーを出すタイプです。

使わない時はたためるので、ランドリールームを洗面所や脱衣所と兼ねる家庭にも合わせやすいんです。

ただ、干せる長さはアームやワイヤーの長さまでなので、たくさん干したい家庭は、2か所に付けるなどの工夫が要ります。

ワイヤーを向かいの壁まで引き出す物なら、部屋の幅いっぱいに干せますが、引き出している間はその下を通りにくくなります。

アームを広げる物は、広げた時の出幅の分だけ、前に空きが要ることも覚えておきましょう。

床に置く物干し

スタンド型や、天井と床で突っ張るポールのタイプです。

工事なしで置けるので、今の家でランドリールームのような場所を作りたい時にも使いやすいですよね。

その代わり、出しっぱなしにすると床が狭くなり、狭いランドリールームでは通り道をふさぎがちです。

突っ張り式は、天井の強さや、突っ張る位置に下地があるかで安定のしかたが変わるので、商品の説明書で確かめておきましょう。

スタンド型を選ぶなら、使わない時にたたんでしまえる場所があるかも、先に考えておきたいところです。

たたんだスタンドを洗濯機の横のすき間に立てかける、棚の横に掛けておく、など置き場所を決めておくと、出しっぱなしになりにくいですよ。

天井や壁に付ける物干しが合う家庭
  • 毎日のように部屋干しする
  • 床を広く使いたい
  • 新築や工事のタイミングで付けられる
床に置く物干しが合う家庭
  • 今の家で工事をせずに干す場所を作りたい
  • 干す量が少なく、使う日も限られている
  • 季節や洗濯量で干す場所を動かしたい

組み合わせて使うのもおすすめです

実は、1種類に決めずに組み合わせる家庭も多いんです。

ふだんは天井の竿に干し、洗濯物が多い日だけスタンドを足す、という使い方なら、ふだんの床はすっきりしたままです。

雨の日が続いて洗濯物がたまった時の「予備」として、たためるスタンドを1つ持っておくと安心ですよ。

反対に、天井と壁の両方に付けると、干す場所は増えますが、竿どうしが近すぎて洗濯物がぶつかることもあります。

組み合わせる時は、どの竿に何を干すかまで決めてから、図面に位置を書き込んでみてください。

洗濯物1回分に必要な竿の長さを測ってみましょう

ランドリールームの物干しを選ぶ時に、いちばん大事なのが竿の長さです。

ここが大事なところで、竿が短いと、洗濯物を詰めて干すことになって乾きにくくなるんです。

竿の長さに決まった目安はありません。家族の人数も、洗濯物の種類も、家庭ごとに違うからです。

だからこそ、今の洗濯物で実際に測ってみるのがいちばん確かです。

洗濯物1回分を干して、使った竿の長さを測り、乾きやすい間隔を足して必要な長さを出す手順を示した図解
竿の長さを測る手順
  1. いつもの洗濯1回分を、今の物干しに干す
  2. 洗濯物どうしの間を、こぶし1つ分くらいあけて干し直す
  3. ハンガーとピンチハンガーが占めた竿の長さを、メジャーで測る
  4. 洗濯物が多い日(週末やシーツを洗う日)も同じように測る
  5. 多い日の長さに少し余裕を足して、必要な竿の長さとする

洗濯物の種類で、竿の使い方が変わります

同じ1回分でも、何を干すかで竿の使い方は変わります。

洗濯物の種類竿の使い方考えておきたいこと
シャツ・ブラウスハンガーで1枚ずつ掛ける肩幅の分ずつ竿を使う
タオルピンチハンガーか竿に直接掛ける大判のタオルは長さが要る
下着・靴下ピンチハンガーにまとめるピンチハンガーの大きさ分の竿を使う
シーツ・布団カバー竿に広げて掛ける竿を2本使って干すこともある
ズボン・スカート専用のハンガーで吊るす丈が長いので、床との距離が要る

例えば、共働きで夜に洗濯する4人家族の場合、平日の1回分に加えて、週末にシーツやタオルケットを洗う日の量も測っておくと、竿の本数が決めやすくなります。

丈の長い服は、竿の高さによっては床に着いてしまいますよね。

長い物用に1本だけ高い竿にする、という分け方もありますよ。

長さが足りない時の工夫

『測ってみたら、付けられる竿の長さが足りない』ということもあるはずです。

その場合は、竿を2本並べる、ピンチハンガーを増やして縦に使う、乾きにくい物だけ浴室乾燥や乾燥機に回す、などで補えます。

狭いランドリールームで干す場所を作る工夫は、狭いランドリールームを使いやすくするにはでも紹介しています。

部屋の広さそのものの決め方は、ランドリールームの広さは何畳?で手順にしています。

物干しの位置と高さの決め方

竿の長さが決まったら、次は物干しをどこに付けるかです。

位置を間違えると、照明や換気扇とぶつかったり、扉が開けにくくなったりすることがあるんです。

よくある失敗

物干しを照明の真下に付けてしまい、干した洗濯物で部屋が暗くなることがあります。扉の開く範囲に竿があって、干している日は扉が開けにくい、ということも。図面に物干し・照明・換気扇・扉を全部書き込んで、ぶつからないか確かめましょう。

物干しの位置で確かめること
  • 洗濯機から物干しまで、数歩で行けるか
  • 物干しの近くに換気扇か窓があり、湿った空気が外へ出るか
  • 照明の真下ではなく、少しずらした位置か
  • 扉や収納の開く範囲と、干した洗濯物がぶつからないか
  • 作業台や通り道の上に、洗濯物が垂れ下がらないか
  • サーキュレーターや除湿機を置く場所とコンセントがあるか

高さは、使う人の手の届く範囲で決めます

物干しの高さは、洗濯物を干す人が無理なく手を伸ばせる位置が基本です。

ただ、低すぎると丈の長い服が床に着き、通る時に頭に当たることもあります。

昇降できる物にするか、竿の高さを2段に分けるかで、家族の背の高さの違いにも合わせやすくなりますよ。

具体的な高さは、使う人の背の高さと商品の取扱説明書を見ながら、住宅会社と図面で確かめてみてください。

今の家で、干す人が手を伸ばしてハンガーを掛ける動きをしてみて、楽に届く高さを家族それぞれ測っておくと、打ち合わせで伝えやすくなります。

背の高さが違う家族が交代で干すなら、低い人に合わせた竿と、丈の長い物を干す高い竿を分けておくと、どちらも使いやすくなります。

乾きやすい位置も考えます

洗濯物は、風・温度・湿度の3つがそろうと乾きやすくなります。

物干しを換気扇や窓の近くに付け、サーキュレーターの風が当たる位置にしておくと、部屋干しでも乾きやすくなるんです。

ランドリールームの天井の物干しに、間隔をあけて洗濯物を干し、サーキュレーターで風を当てている様子

部屋干しを早く乾かす工夫は、ランドリールームで室内干しを早く乾かすにはでくわしくまとめています。

湿気を外へ出す換気の考え方は、ランドリールームの換気と湿気対策も参考にしてみてください。

竿を2本付ける時は間隔も考えます

天井に竿を2本付けるなら、2本の間隔も大事です。

近すぎると、干した洗濯物どうしが触れ合って、乾きにくくなるんです。

洗濯物の間を空気が通るくらいの間隔をあけて、2本の間に人が立って干せるかも確かめておきましょう。

「手前の竿はシャツ、奥の竿はタオル」のように、竿ごとに干す物を決めておくと、取り込む時も迷いません。

取り付ける前に確かめたいこと

天井や壁に物干しを付ける時は、取り付ける場所に下地があるかがとても大事です。

濡れた洗濯物はけっこう重いので、しっかり固定できていないと危ないんです。

補足

天井や壁に付ける物干しは、天井の野縁や壁の柱・間柱などの下地に固定するのが基本です。石膏ボードだけに重い物を留めると、外れることがあります。

付けるタイミングできること確かめること
新築の打ち合わせ中物干しの位置に合わせて下地を入れてもらえる物干しの位置と数を図面に書いてもらう
新築の引き渡し後下地のある位置に付ける下地の位置を住宅会社に聞いておく
リフォーム天井や壁を開けて下地を足すこともある工事会社に下地の有無を調べてもらう

新築なら、図面に物干しを書いてもらいましょう

新築なら、打ち合わせの段階で物干しの位置を伝えておくと、そこに下地を入れてもらえることがあります。

「この壁に、この長さの竿を2本付けたい」と、竿の長さと本数を一緒に伝えると話が早いですよ。

見積書を見る時は、物干しの金具や下地が含まれているか、標準なのか追加なのかにも印を付けて確かめておきましょう。

見積書で印を付ける行
  • 物干しの金具(天井付け・壁付け)の行と本数
  • 物干しの位置に入れる下地の行
  • 物干しの近くの換気扇やコンセントの行
  • 標準の仕様か、追加(オプション)か

今の家なら、工事なしでできることから

今の家で物干しを足すなら、まずはスタンドや突っ張り式など、工事なしでできる方法から試してみるのも一つの手です。

使ってみて「やっぱり天井に付けたい」と思ったら、工事会社に下地を調べてもらってから決めると安心です。

間取りプランを比べてみましょう

物干しの種類や位置、下地の入れ方は、住宅会社によって提案が違います。

新築やリフォームでランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランを比べると、自分の家に合う形が見つけやすいですよ。

ランドリールームドットコム

ランドリールームの間取り、1社だけで決めていませんか

同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。

相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る

当サイト内の解説ページに移動します。プランの内容・費用・工期は各社に直接ご確認ください。

ランドリールームの物干しでよくある相談

ランドリールームの物干しについて、よく寄せられる相談を要約してご紹介します。

新築中のランドリールームの物干しの数や位置で迷っている

ランドリールームを作ったものの、物干しの数や付け方を決めかねている、という相談です。

結論から言うと、今の洗濯物1回分と、多い日の量を測ってから決めるのがおすすめです。

竿の長さが分かれば、天井に何本付けるか、壁にも足すかが見えてきます。

引き渡し前なら、物干しを付けたい位置に下地があるかを、住宅会社に確かめておきましょう。

「最初は1本だけ付けて、足りなかったら後から足したい」という場合も、2本目を付けたい位置に下地だけ先に入れてもらえないか聞いてみてください。

突っ張り式から天井に吊るすタイプに替えたい

今は納戸で床と天井に突っ張る物干しを使っていて、天井に吊るすタイプに替えたいという相談です。

天井に吊るすタイプは床がすっきりしますが、天井の下地に固定する必要があります。

替える前に確かめること
  • 付けたい位置の天井に、野縁などの下地があるか
  • 竿の長さと本数が、今の突っ張り式より足りるか
  • 照明や換気扇と、竿の位置がぶつからないか
  • 取り付けを自分でするか、工事会社に頼むか

下地が見つからない時や、天井を開ける工事が要る時は、工事会社に相談してみてください。

ランドリールームは南側に作るべき?

部屋干しが多いので、ランドリールームは日当たりのいい南側に作るべきか迷っている、という相談です。

南側は日が入って温度が上がりやすいので、乾きやすさの面では助けになります。

ただ、洗濯物の乾きやすさは、温度だけでなく風と湿度でも決まります。

北側でも、換気扇と窓、サーキュレーターで空気を動かせれば、部屋干しはしやすくなりますよ。

南側はリビングにしたい、という家庭も多いので、日当たりだけで決めず、洗濯動線と換気も含めて考えてみてください。

よくある質問

ランドリールームの物干しは、天井付けと壁付けのどちらがいいですか?

毎日たくさん干すなら、竿を2本並べやすい天井付けが向いています。干す量が中くらいで、使わない時にすっきりさせたいなら、壁から出すタイプも合います。

物干しの竿は何本あればいいですか?

家族の人数や洗濯物の種類で変わります。いつもの1回分と多い日の量を干して竿の長さを測り、そこから本数を決めるのがおすすめです。

ランドリールームの物干しは自分で取り付けられますか?

商品によっては自分で付けられる物もありますが、天井や壁の下地に固定するのが基本です。下地の位置が分からない時は、住宅会社や工事会社に相談してみてください。

スタンドの物干しだけでもランドリールームは使えますか?

干す量が少なめなら、スタンドだけでも使えます。ただ、出しっぱなしにすると床が狭くなるので、狭い部屋ではたためる物を選ぶと使いやすくなります。

物干しは照明の下に付けてもいいですか?

照明の真下だと、干した洗濯物で部屋が暗くなりやすいです。物干しと照明の位置は、少しずらして図面に書き込んでおきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • ランドリールームの物干しは、天井から下げる・壁から出す・床に置くの3種類
  • 干せる量・使わない時の邪魔さ・後付けのしやすさで比べて選ぶ
  • 選ぶ前に、洗濯物1回分と多い日の量を干して、必要な竿の長さを測る
  • 物干しは照明・換気扇・扉とぶつからない位置にし、換気扇や窓の近くに付ける
  • 天井や壁に付ける時は下地に固定し、新築なら図面に物干しの位置を書いてもらう
ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

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