お風呂の隣にランドリールーム|浴室乾燥と組み合わせる間取り

お風呂の隣にランドリールームを置く間取りと、浴室乾燥との組み合わせ方を解説する記事のアイキャッチ

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『お風呂の隣にランドリールームを作ると便利って聞くけど、浴室乾燥があれば要らないのでは』と迷っていませんか。

結論から言うと、お風呂とランドリールームは「どちらで干すか」を先に決めると、間取りの形が自然に決まります。

この記事では、浴室で干す・ランドリーで干す・両方を使い分けるの3パターンを、季節と洗濯量で選べる表にしてお伝えします。

目次

お風呂の隣にランドリールームを置くと何が楽になる?

先に結論

お風呂の隣にランドリールームがあると、「脱ぐ」「洗う」「干す」の3つがほぼ同じ場所で済みます。洗濯の最初の3工程が近いので、濡れた洗濯物を持って歩く距離がとても短くなるんです。

洗濯は「脱ぐ・洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう」の6つの流れでできていますよね。

このうち、お風呂の近くで起きるのは最初の「脱ぐ」です。

脱いだ服をそのまま洗濯機に入れ、洗い終わったら隣で干せる。これが、お風呂の隣に置くいちばんの良さです。

洗濯の地点お風呂の隣にランドリールームがある時離れている時
脱ぐ脱衣所でそのまま洗濯かごへ脱衣所でかごへ入れる
洗う隣の洗濯機へすぐ入れられる洗濯機まで運ぶことがある
干す洗い上がりを数歩で干せる重い洗濯物を持って移動する
取り込む同じ部屋で済む干した場所まで取りに行く
たたむ・しまう作業台や収納があれば同じ部屋でリビングや各部屋へ運ぶ

お風呂の後に洗濯する家庭ほど便利です

例えば、夜にお風呂に入った後でまとめて洗濯する家庭なら、この間取りの良さがはっきり出ます。

家族が順番にお風呂に入って、最後の人が洗濯機を回し、そのまま隣に干して寝る。こういう流れが作りやすいんです。

反対に、朝に洗濯して外に干す家庭なら、お風呂の隣より、外に出やすい場所のほうが合うこともあります。

どこに置くかの全体の考え方は、ランドリールームの間取りの考え方でまとめています。

浴室で干す・ランドリーで干す・使い分けるの3パターン

お風呂とランドリールームの組み合わせ方は、大きく3つのパターンに分けられます。

『浴室乾燥があるならランドリールームは要らない?』という疑問も、このパターンで考えると答えが出しやすいですよ。

お風呂とランドリールームの組み合わせを、浴室で干す・ランドリーで干す・両方を使い分けるの3パターンに分けた図解
パターン干す場所向きやすい季節・洗濯量気をつけたいこと
浴室で干す浴室乾燥で浴室に干す洗濯量が少なめ、雨の日だけ干したいお風呂を使う時間は干せない
ランドリーで干すランドリールームの物干し洗濯量が多い、毎日部屋干しする換気と除湿で湿気を外へ出す
両方を使い分けるふだんはランドリー、梅雨や大物は浴室季節で洗濯量が大きく変わるどちらにも物干しの場所を作る

浴室で干すパターン

浴室乾燥を主に使う形です。

ランドリールームは洗濯機と作業台、収納だけの小さめの部屋にして、干すのは浴室に任せます。

ただ、浴室は家族がお風呂に入る時間には使えないですよね。

夜にお風呂を使ってから干すと、乾くまでの間は浴室が洗濯物でいっぱいになります。朝のシャワーと重なる家庭は、時間の割り振りを考えておきましょう。

「明日の朝シャワー使うけど、洗濯物どかしていい?」という会話が毎日になると、少し面倒ですよね。

浴室で干すパターンにするなら、浴室の中の竿の長さで1回分が干し切れるかも、ショールームや図面で確かめておくと安心です。

ランドリーで干すパターン

ランドリールームに物干しを付けて、ふだんはそこで干す形です。

浴室はお風呂専用にできるので、家族の入浴時間を気にせず洗濯できます。

そのぶん、ランドリールームの換気と除湿が大事になります。

例えば、共働きで夜に洗濯する4人家族の場合、お風呂が終わるのを待たずに洗濯機を回して干せるので、寝る時間が遅くなりにくいんです。

ランドリールームで干すなら、物干しの竿を何本付けるか、天井か壁かも早めに決めておきましょう。

両方を使い分けるパターン

ふだんはランドリールームで干し、洗濯物が多い日やシーツ・毛布などの大物は浴室乾燥も使う形です。

実は、この使い分けがいちばん融通がききやすいんです。

梅雨や冬は洗濯物が乾きにくく、干す場所が足りなくなりがちですよね。そんな時に浴室を「予備の干し場」にできると安心です。

使い分けが合いやすい家庭
  • 季節によって洗濯量が大きく変わる
  • シーツやタオルケットなど大物をよく洗う
  • 家族の入浴時間がばらばら
使い分けが要らない家庭
  • 乾燥機でほとんど乾かしている
  • 洗濯量が少なく、毎日少しずつ洗う
  • 浴室乾燥を付ける予定がない

浴室乾燥やランドリールームで干した時の乾きやすさの工夫は、ランドリールームで室内干しを早く乾かすにはでくわしくまとめています。

ランドリールームとお風呂をつなぐ間取りの形

お風呂とランドリールームのつなぎ方には、いくつかの形があります。

どれが正解というより、家族の人数と、来客の時に洗面所を使ってもらうかどうかで選ぶのがおすすめです。

つなぎ方どんな形か合いやすい家庭
脱衣所とランドリーを兼ねる浴室の前の部屋に洗濯機と物干しを置く広さを抑えたい、家族が少なめ
脱衣所の奥にランドリー浴室、脱衣所、ランドリーの順に並べる干している物を来客から見せたくない
浴室から直接ランドリーへ脱衣所を兼ねたランドリーと洗面所を分ける朝の洗面所が混み合う家庭

脱衣所とランドリールームを兼ねる形

いちばん広さを抑えやすい形です。

ただ、誰かがお風呂に入っている間は、ほかの家族が洗濯物を取りに入りにくくなります。

『お風呂に入っている時に洗濯物を取りに来られるのは気まずい』という声もよくあるので、家族の人数と生活時間で考えてみてください。

脱衣所との兼用の良し悪しは、脱衣所とランドリールームの兼用はあり?でくわしく比べています。

洗面所を分ける形

浴室の前を脱衣所兼ランドリールームにして、洗面台は別の場所に出す形もあります。

こうすると、お風呂を使っている間でも、ほかの家族が歯みがきや手洗いをしやすくなります。

洗面所とランドリールームを分けるか兼ねるかは、洗面所とランドリールームは分ける?兼ねる?で比べています。

補足

洗面所を廊下や玄関の近くに出す場合は、床の素材も住宅会社と相談しておきましょう。水がはねやすい場所なので、水に強い床材を選べるかを確かめておくと安心です。

お風呂の隣で気をつけたい湿気と扉

お風呂の隣にランドリールームを置く時に、いちばん気をつけたいのが湿気です。

浴室の湯気と、干している洗濯物の湿気が、同じあたりに集まりやすいんです。

お風呂の隣のランドリールームで、浴室の湯気と洗濯物の湿気をためないための扉・換気扇・窓・サーキュレーターの使い方を示した図解
よくある失敗

浴室の扉を開けたまま洗濯物を干していて、湯気がランドリールームに流れ込み、なかなか乾かないことがあります。お風呂の後は浴室の換気扇を回し、扉は閉めておきましょう。

換気扇と窓の位置を決めておきます

ランドリールームにも換気扇を付けるか、浴室の換気扇と別に空気の出口があるかを確かめておきましょう。

窓を付けるなら、2か所開けられると空気が通りやすくなります。

湿気をためないために確かめること
  • ランドリールームに換気扇があるか、物干しの近くか
  • 窓が開けられるか、2か所開けて風が通るか
  • 除湿機やサーキュレーターを置く場所とコンセントがあるか
  • 浴室とランドリールームの間に、閉められる扉があるか
  • 収納の扉が、湿気のこもる側に向いていないか

湿気がこもるとカビの原因になりやすいので、換気の考え方はランドリールームの換気と湿気対策もあわせて読んでみてください。

扉の開き方もぶつからないように

脱衣所とランドリールームの間の扉は、干している洗濯物にぶつからない向きにしておきましょう。

開き戸だと、扉の動く範囲に物干しや洗濯かごを置けなくなります。引き戸にすると、扉の前のスペースを使いやすくなりますよ。

ドラム式の洗濯機を置くなら、洗濯機の扉が開く向きと、前に扉を開けるだけの空間がいるかも、機種の寸法図で確かめておきましょう。

間取りを決める前に確かめたいこと

お風呂の隣にランドリールームを作るかどうかは、図面に線を引く前に、今の洗濯を振り返ると決めやすくなります。

間取りを決める前の手順
  1. 1週間の洗濯の時間帯(朝か夜か)を書き出す
  2. 浴室乾燥をどのくらい使いたいかを家族で話す
  3. 洗濯1回分を干して、竿の長さを測る
  4. 3つのパターンのどれにするかを決める
  5. 間取り図に洗濯の6地点を書き込み、線で結んでみる

手順の5つ目は、ぜひやってみてください。

線が浴室のまわりでまとまっていれば、お風呂の隣にランドリールームを置く良さが出る間取りです。

反対に、「干す」の後の「しまう」だけが遠く、2階の各部屋まで運ぶ線になっていたら要注意です。

その場合は、ランドリールームの中に棚を作るか、隣に家族の服をしまう収納を置けないかを考えてみてください。

打ち合わせのメモには、「夜にお風呂の後で洗濯」「梅雨は浴室乾燥も使いたい」のように、時間帯と使い方を書いておくと伝わりやすいですよ。

浴室乾燥の付け方や、ランドリールームの換気扇・物干しをどこに付けるかは、住宅会社によって提案が違います。

新築やリフォームでランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランを比べると、自分の家に合う形が見つけやすいですよ。

ランドリールームドットコム

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同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。

相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る

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お風呂とランドリールームのよくある相談

お風呂の隣のランドリールームについて、よく寄せられる相談を要約してご紹介します。

換気扇はずっと回したままにしたほうがいい?

お風呂やランドリールームの換気扇を止めていいか迷う、という相談です。

結論から言うと、洗濯物を干している間と、お風呂を使った後は回しておくのがおすすめです。

湿った空気を外へ出す出口がないと、洗濯物が乾きにくく、結露もしやすくなります。

24時間換気がある家では、給気口と排気口をふさがないようにしておきましょう。止めるかどうかは、住宅会社や取扱説明書の説明で確かめてみてください。

脱衣所兼ランドリールームが、冬は寒くて夏は暑い

リビングから離れた脱衣所兼ランドリールームが、季節によってつらいという相談です。

外に面した壁や窓から熱が逃げやすく、北側の部屋は日が入りにくいので、こうなりやすいんです。

寒さ・暑さで確かめること
  • 窓の大きさと、ガラスやサッシの種類
  • 外に面した壁がどのくらいあるか
  • 冷暖房の風が届くか、扉で閉め切られていないか
  • 小さな暖房器具を使うなら、置き場とコンセントがあるか

今の家なら、内窓を足したり、断熱性の高い窓に替えたりするリフォームもあります。

ランドリールームは脱衣所と兼用にすべき?分けるべき?

新築でよく迷う相談です。

家族が多く入浴時間が重なるなら分ける、広さを抑えたいなら兼ねる、という考え方が一つの目安になります。

「お風呂に入っている時に、洗濯物を取りに来てもいい?」と家族に聞いてみると、答えが出やすいですよ。

よくある質問

浴室乾燥があれば、ランドリールームは要りませんか?

洗濯量が少なく、干すのは雨の日だけという家庭なら、浴室乾燥で足りることもあります。毎日部屋干しする家庭や洗濯量が多い家庭は、お風呂を使う時間と重なるので、ランドリールームもあると干す場所に困りにくくなります。

お風呂の隣のランドリールームは湿気がこもりませんか?

浴室の湯気と洗濯物の湿気が集まりやすいので、換気扇と窓の位置が大事です。お風呂の後は浴室の扉を閉めて換気扇を回し、ランドリー側は除湿機やサーキュレーターで空気を動かすと乾きやすくなります。

浴室乾燥の電気代や乾く時間はどのくらいですか?

機種や洗濯物の量、季節で大きく変わります。商品の表示や取扱説明書で確かめ、住宅会社にも使い方を聞いてみてください。

お風呂とランドリールームの間の扉は引き戸がいいですか?

扉の前に物干しや洗濯かごを置きたいなら、引き戸のほうが場所を使いやすいです。開き戸にする場合は、扉が干した洗濯物に当たらない向きにしておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • お風呂の隣にランドリールームがあると、脱ぐ・洗う・干すがほぼ同じ場所で済む
  • 組み合わせ方は、浴室で干す・ランドリーで干す・両方を使い分けるの3パターン
  • 季節で洗濯量が変わる家庭は、使い分けがいちばん融通がききやすい
  • 浴室の湯気と洗濯物の湿気が集まりやすいので、換気扇・窓・扉の位置を決めておく
  • 間取り図に洗濯の6地点を書き込み、線が浴室のまわりでまとまるか確かめる
ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

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