洗面所とランドリールームの間取り例|並べ方と扉の付け方

洗面所とランドリールームの間取り例と並べ方・扉の付け方を紹介する記事のアイキャッチ

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洗面所とランドリールームを隣にしたいけれど『どう並べて、扉はどうすればいいの?』と図面の前で迷っていませんか。

結論から言うと、洗面所とランドリールームの間取りは「並べ方」と「扉の種類」の組み合わせで使い心地が決まります。

この記事では、3つの並べ方と扉の組み合わせを表で比べ、図面で確かめるポイントをお伝えします。

目次

洗面所とランドリールームの並べ方は3つ

先に結論

洗面所とランドリールームの並べ方は、横並び・縦並び(奥にランドリー)・L字の3つが基本です。浴室とのつながり、来客の通り道、扉を開けた時の邪魔にならなさで選ぶと決めやすくなります。

間取り図を見ると、洗面所とランドリールームの位置関係は家ごとにばらばらに見えますよね。

でも、よく見てみると大きく3つの並べ方に分けられるんです。

洗面所とランドリールームの横並び・縦並び(奥にランドリー)・L字の3つの並べ方を、浴室との位置関係とともに示した模式図
並べ方どんな形か向いている家
横並び廊下に沿って洗面所とランドリールームが横に並ぶ廊下からどちらにも直接入りたい
縦並び(奥にランドリー)手前に洗面所、奥にランドリールーム来客から洗濯物を見えにくくしたい
L字洗面所とランドリールームが角でつながる浴室を角に置いて両方から近づけたい

横並びの特徴

横並びは、廊下からそれぞれの部屋に入口を作りやすいのが良い所です。

洗面所は来客も家族も使い、ランドリールームは家族だけ、と使い分けやすいですよね。

間に扉を付ければ、洗面所とランドリールームを行き来する近道にもなります。

縦並び(奥にランドリー)の特徴

縦並びは、手前の洗面所を通って奥のランドリールームに入る形です。

来客が手を洗う時に、奥の洗濯物が見えにくいのが良い所なんです。

ただ、ランドリールームに行くたびに洗面所を通るので、朝の身支度とぶつかりやすいことも覚えておきましょう。

「ちょっと通るね」「今歯みがき中!」というやり取りが毎朝続くと、小さなストレスになりがちです。

L字の特徴

L字は、洗面所とランドリールームが角でつながる形です。

角の部分に浴室を置くと、洗面所からもランドリールームからも浴室が近くなります。

その一方で、角の形によっては使いにくい隅ができるので、収納や洗濯機の置き場を図面で確かめておきたいところです。

並べ方と扉の組み合わせで使い心地を比べる

ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。

同じ並べ方でも、扉の種類によって使い心地はかなり変わります。

並べ方開き戸引き戸扉なし
横並び閉めれば湿気と音を分けやすいが、開く範囲に物を置けない開けたままにしやすく、行き来が楽広く使えるが、来客に洗濯物が見える
縦並び(奥にランドリー)洗面所側に開くと身支度の邪魔になりやすい洗面所を狭くせずに仕切れる奥まで見通せて、隠す効果が弱まる
L字角で扉同士がぶつかりやすい角でも動きを邪魔しにくい角が広く使えるが、湿気が回りやすい

表を見ると、引き戸はどの並べ方でも困りにくいことが分かりますよね。

洗濯かごを持ったまま開け閉めすることが多いので、引き戸は使いやすい扉なんです。

「両手がふさがっていて扉が開けられない」という場面も、開けたままにできる引き戸なら起きにくくなります。

ただ、引き戸は扉をしまう壁が要るので、その壁に棚やスイッチ、コンセントを付けにくくなります。

引き戸の良い所
  • 開けたままにしても通り道の邪魔にならない
  • 洗濯かごを持ったまま開け閉めしやすい
  • 開く範囲を気にせず物を置ける
引き戸で気をつけたい所
  • 扉をしまう壁に棚やスイッチを付けにくい
  • 開き戸よりすき間ができやすい
  • 扉の幅のぶん壁が要る

扉なしにするなら

『扉はいらないかも』という方もいますよね。

扉なしにすると、洗面所とランドリールームを一続きの広い空間として使えます。

ただ、湿気と来客の目線をさえぎるものがなくなるので、換気扇の位置や、来客がどこまで入るかを考えておきましょう。

後から扉やカーテンを付けられるよう、上部に下地を入れておく方法を住宅会社に相談しておくのも1つの手です。

よくある失敗

開き戸を洗面所側に開く向きで付けたら、洗面台の前に立つ人とぶつかる、ということがあります。図面では扉の開く範囲が弧で描かれているので、その範囲に人が立つ場所や引き出しがかぶっていないか確かめてみてください。

暮らし方別に見る洗面所とランドリールームの間取り例

並べ方と扉の組み合わせを、暮らし方に当てはめてみましょう。

ここで紹介するのは考え方の例なので、実際の広さや寸法は住宅会社の図面で確かめてみてください。

暮らし方合いやすい並べ方合いやすい扉
共働きで夜に洗濯し、室内に干して寝るL字(角に浴室)洗面所との間は引き戸
来客が多く、洗濯物を見せたくない縦並び(奥にランドリー)洗面所との間は引き戸
小さな子どもがいて、洗面所で手伝うことが多い横並び洗面所との間は扉なしか引き戸
朝の身支度で洗面所が混み合う横並び廊下側にそれぞれ入口、間は引き戸

共働きで夜に洗濯する家庭の例

共働きで、帰宅後に入浴してから洗濯を回す家庭を考えてみます。

この場合は、角に浴室を置いたL字にすると、お風呂上がりは洗面所で身支度、脱いだ服はランドリールームへ、という動きが短くなります。

夜に干した洗濯物の湿気を洗面所に広げたくないので、間は引き戸で閉められるようにしておくと安心です。

来客が多い家庭の例

来客が多い家庭では、手前に洗面所、奥にランドリールームを置く縦並びが合いやすいです。

来客は手前の洗面所だけを使い、奥の洗濯物は引き戸を閉めておけば見えません。

『奥まで行くのに洗面所を通るのは面倒かな』という場合は、ランドリールームに廊下側からの入口をもう1つ作る方法もありますよ。

子育て中の家庭の例

小さな子どもがいる家庭では、洗面所で手洗いや着替えを手伝い、汚れた服をすぐ洗濯機へ、という場面が多いですよね。

横並びにして間を扉なしか開けたままの引き戸にすると、洗面所とランドリールームを行き来しやすくなります。

子どもが大きくなって朝の洗面所が混み合うようになったら、引き戸を閉めて別々に使えるのも良い所です。

例を見る時のコツ

間取り例は、そのまま真似るより「自分の家族と同じ場面があるか」で見るのがおすすめです。同じ場面があれば、その例の並べ方と扉を、自分の図面に当てはめてみてください。

浴室との位置関係も一緒に決めましょう

洗面所とランドリールームの間取りは、浴室の位置とセットで考えると決めやすくなります。

『浴室の隣は洗面所とランドリールーム、どっちがいいの?』という悩みもよく聞きますよね。

浴室の隣に置く部屋良い所気になる所
洗面所(脱衣を兼ねる)お風呂上がりにすぐ身支度できる洗濯物を運ぶ距離が延びる
ランドリールーム(脱衣を兼ねる)脱いだ服をすぐ洗濯機へ入れられる入浴中は洗濯の作業がしにくい

夜に洗濯する家庭なら、浴室の隣をランドリールームにすると、脱いでから洗うまでが数歩で済みます。

入浴中でも洗濯したいなら、ランドリールームに廊下側からの入口も作っておくと安心です。

浴室との位置を決める手順
  1. 洗濯機を回す時間帯が、入浴の前か後かを書き出す
  2. お風呂上がりに最初にすること(身支度か、洗濯か)を決める
  3. 最初にすることの部屋を浴室の隣に置く
  4. もう一方の部屋とは引き戸でつなげられるか図面で見る

脱衣所との兼ね方は、脱衣所とランドリールームの兼用はあり?で詳しく比べています。

洗面所とランドリールームの間取りでよくある相談

ここでは、洗面所とランドリールームの間取りでよく寄せられる相談を、要点だけまとめてお答えします。

「浴室の扉を出てすぐの所は、ランドリールームと洗面所のどちらがいい?」

結論から言うと、洗濯をする時間帯で決めるのがおすすめです。

夜に入浴後すぐ洗濯を回すなら、浴室の隣はランドリールームが合いやすいです。

朝の身支度で家族が洗面所に集まるなら、洗面所を廊下側に出し、ランドリールームを浴室側にする形も考えられます。

『どちらの時間帯も大事』という家庭なら、浴室の隣をランドリールームにして、洗面所とは引き戸でつなぐ形が両方に対応しやすいです。

お風呂上がりの身支度は、引き戸を開けて洗面所へ数歩で移れますよ。

「脱衣所とランドリールームを棚で仕切って横並びにし、洗面所にもすぐ行けるようにできる?」

棚で仕切る横並びは、扉を付けずに空間をゆるく分ける方法です。

洗面所へのつながりも、脱衣所側に開口を作れば実現しやすくなります。

ただ、棚だけだと湿気や目線は通るので、来客が洗面所を使うなら、洗面所との間には引き戸を付けておくと安心です。

棚をタオルや着替えの置き場にすると、仕切りと収納を兼ねられるのも良い所ですね。

棚の奥行きや高さは、通路の幅と洗濯機の扉の開き方に影響するので、図面で一緒に確かめておきましょう。

「洗面所と脱衣所兼ランドリールーム、広さの割り付けはどうする?」

洗面所、脱衣所兼ランドリールーム、浴室の広さの配分に悩む方も多いです。

広さは、それぞれの部屋でする作業の足し算で考えてみてください。

ランドリールームで干してたたむなら、洗濯機の前に加えて、物干しの下と作業台の前に立つ場所が要ります。

最終的には、置く洗濯機や洗面台の寸法図と、住宅会社の図面で確かめましょう。

狭めの広さで工夫する方法は、狭いランドリールームを使いやすくするにはで紹介しています。

相談をまとめると

3つの相談に共通するのは「いつ、誰が、どの部屋を使うか」です。家族の朝と夜の動きを書き出してから並べ方を選ぶと、迷いが少なくなります。

図面で確かめるポイントと住宅会社への伝え方

並べ方と扉の候補が決まったら、図面で次の点を確かめてみてください。

図面チェックリスト
  • 扉の開く範囲(弧)に、人が立つ場所や引き出しがかぶっていないか
  • 引き戸をしまう壁に、付けたい棚やスイッチがないか
  • 洗濯機の前に、扉を開けて洗濯物を出し入れする場所があるか
  • 来客が洗面所に入った時、ランドリールームの中が見えないか
  • 窓か換気扇があり、湿った空気を外に出せるか

チェックで気になる所が見つかったら、その図面に印を付けて住宅会社に見せると話が早く進みます。

打ち合わせでは「横並びで間は引き戸、来客は洗面所だけ使う」のように、並べ方・扉・使う人を1行で伝えると、意図が伝わりやすくなりますよ。

分けるか兼ねるかから決めたい方は、洗面所とランドリールームは分ける?兼ねる?で場面別に比べています。

新築やリフォームでランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランを比べると、自分の家に合う並べ方が見つけやすくなります。

ランドリールームドットコム

ランドリールームの間取り、1社だけで決めていませんか

同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。

相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る

当サイト内の解説ページに移動します。プランの内容・費用・工期は各社に直接ご確認ください。

洗面所とランドリールームの間取りを決める時に、並べ方・扉の種類・浴室との位置・図面チェックの順で進める流れを示した図解

ランドリールーム全体の配置の考え方は、ランドリールームの間取りの考え方も参考にしてみてください。

よくある質問

洗面所とランドリールームの間の扉は何が良いですか?

洗濯かごを持って開け閉めすることが多いので、引き戸が使いやすいことが多いです。湿気や音をしっかり分けたい時は開き戸も選べますが、開く範囲に物を置けない点に気をつけましょう。

来客に洗濯物を見せたくない時はどの並べ方が良いですか?

手前に洗面所、奥にランドリールームを置く縦並びにすると、来客から洗濯物が見えにくくなります。間に引き戸を付けると、さらに隠しやすくなります。

洗面所とランドリールームを扉なしでつなげても大丈夫ですか?

広く使える一方で、湿気と来客の目線が通りやすくなります。換気扇の位置を決め、後からカーテンや扉を付けられるよう下地を入れておくと安心です。

L字の間取りで気をつけることはありますか?

角の部分に使いにくい隅ができやすいことと、扉同士がぶつかりやすいことです。角には浴室や収納を置き、扉は引き戸にすると動きを邪魔しにくくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 洗面所とランドリールームの並べ方は横並び・縦並び・L字の3つ
  • 扉は引き戸がどの並べ方でも困りにくい
  • 浴室の隣に置く部屋は洗濯する時間帯で決める
  • 図面では扉の開く範囲と来客の目線を確かめる
  • 迷ったら家族の朝と夜の動きを書き出してから選ぶ
ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

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