3階建てのランドリールームはどこに置く?階ごとの考え方

3階建てのランドリールームをどの階に置くかを考える記事のアイキャッチ

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3階建ての家は、限られた敷地でも部屋数を確保できるのが良いところですよね。『でも、洗濯のたびに階段を上り下りするのは大変そう』と心配している方も多いはずです。

結論から言うと、3階建てのランドリールームは「浴室がある階」と「服をしまう階」を見て置き場所を決めると、階段の上り下りを減らせます。

この記事では、1階・2階・3階に置いた場合を比べ、狭い敷地で干す場所を作る工夫もお伝えします。

目次

3階建てのランドリールームは「浴室の階」と「しまう階」で決まります

先に結論

洗濯の流れのうち、脱ぐ・洗うは浴室の近く、しまうは寝室やクローゼットの近くで起きます。3階建てでは、この2つの階が離れるほど階段の上り下りが増えるので、ランドリールームは浴室かしまう場所のどちらかと同じ階に置くのが基本です。

3階建ては、ワンフロアの面積が小さいぶん、部屋を縦に積んでいく家ですよね。

そのため、洗濯の6地点(脱ぐ・洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう)が、別々の階に分かれやすいんです。

『洗うのは1階、干すのは3階、しまうのは2階』のように、階段を何度も行き来する間取りになってしまうこともあります。

3階建てでよく見かける部屋の並び

3階建ての部屋の並びは家によってさまざまですが、例えば次のような組み合わせがよく考えられます。

並びの例1階2階3階
LDKを2階に置く家玄関・個室や水まわりLDK寝室・子ども部屋
水まわりを2階に集める家玄関・個室LDK・浴室・洗面寝室・子ども部屋
寝室を1階に置く家玄関・寝室・浴室LDK子ども部屋

どの並びかによって、ランドリールームに合う階が変わってきます。

まずは、自分の家の浴室と、服をしまう部屋が何階にあるかを確かめてみてください。

間取り図がまだない段階なら、「浴室は何階がいいか」「寝室は何階がいいか」を家族で話しておくだけでも、ランドリールームの置き場所はかなり絞れますよ。

1階・2階・3階に置いた場合を比べてみましょう

ここがこの記事でいちばん大事なところです。

浴室が1階、寝室が3階にある家を例に、ランドリールームを置く階ごとに、洗濯物を運ぶ回数と階段の上り下りを比べてみます。

ランドリールームの階洗う前に運ぶ干した後に運ぶ階段の上り下り向いている家
1階(浴室と同じ)運ばなくてよいたたんだ服を3階へ2階分を上る1階にもしまう場所を作れる家
2階(間の階)濡れた洗濯物を2階へたたんだ服を3階へ1階分ずつ2回LDKで家事をしながら干したい家
3階(しまう階と同じ)濡れた洗濯物を3階へ運ばなくてよい2階分を上る3階にバルコニーがあり外干しもしたい家
3階建てで浴室が1階・寝室が3階の家を例に、ランドリールームを1階・2階・3階に置いた場合の運ぶ回数と階段の上り下りを比べた図解

表を見ると分かるとおり、どの階に置いても階段をまったく使わずに済む、ということはありません。

大事なのは、「重い濡れた洗濯物を運ぶか」「軽いたたんだ服を運ぶか」のどちらを選ぶかなんです。

1階に置く場合

浴室と同じ1階に置くと、濡れて重い洗濯物を階段で運ばずに済みます。

その代わり、たたんだ服を寝室のある階まで運ぶ手間が残ります。

1階に普段着だけをしまう収納を作れれば、運ぶ量はかなり減りますよ。

2階に置く場合

LDKがある2階に置くと、料理や家事の合間に洗濯ができるのが良いところです。

ただ、浴室が1階・寝室が3階だと、濡れた洗濯物を上へ、たたんだ服をさらに上へ、と2回の移動が要ります。

浴室も2階に置ける間取りなら、2階でほとんどの洗濯を済ませやすくなります。

2階に作る場合の考え方は、ランドリールームは2階がいい?で詳しく紹介しています。

3階に置く場合

寝室やクローゼットと同じ3階に置くと、干す・たたむ・しまうがひとつの階で済みます。

3階は日当たりが良く、まわりの建物の影になりにくいことも多いですよね。

その代わり、洗濯かごを持って階段を上る回数が増えます。

洗濯機ごと3階に置き、浴室との行き来を減らす考え方もありますが、その場合は給排水の工事や配管の位置を住宅会社と確かめておきましょう。

運ぶ回数を減らす間取りの工夫

どの階に置いても、少しの工夫で階段の上り下りは減らせます。

『毎日のことだから、できるだけ楽にしたい』という方は、次の手順で考えてみてください。

運ぶ回数を減らす考え方
  1. 浴室・ランドリールーム・しまう場所が何階にあるかを書き出す
  2. 濡れた洗濯物を運ぶ回数と、たたんだ服を運ぶ回数を数える
  3. どちらか一方を0にできる階がないか探す
  4. 残った移動は、普段着だけ近くにしまうなどで量を減らす
  5. 家族の誰がどの時間に運ぶかを決めておく

しまう場所を分けて、運ぶ量を減らす

3階建てでは、すべての服を寝室にしまおうとすると、階段の移動が増えます。

毎日着る服とタオルだけを、ランドリールームと同じ階の収納にしまうと、運ぶ量がぐっと減るんです。

しまう場所で確かめること
  • ランドリールームと同じ階に、普段着とタオルをしまう棚を作れるか
  • 季節の服やよそゆきは、寝室にしまう分け方にできるか
  • 階段の途中や踊り場に、一時置きの棚を付けられるか
  • 洗濯かごを持って階段を上り下りしても危なくない幅と手すりがあるか

階段を上る時に洗濯かごで足元が見えにくくなるのは、意外と見落としがちなところです。

手すりの位置や階段の明るさも、図面で一緒に確かめておきましょう。

例えばこんな家なら、こう考えます

共働きで夜に洗濯する家族で、浴室が1階、寝室が3階の3階建てを考えてみます。

夜に1階で洗って室内干しし、翌朝に乾いた服をたたんで3階へ運ぶなら、重い洗濯物は運ばずに済みますよね。

朝に3階へ上がるついでに、たたんだ服を持っていく流れにすれば、余分な上り下りも増えません。

住宅会社には、こんなふうに伝えると意図が伝わりやすいです。

「夜に1階で洗って干し、朝に寝室へ上がる時にまとめて運びたいです。1階に普段着をしまう棚もほしいです」

洗濯の時間帯と、誰が運ぶかまで伝えておくと、提案される間取りも変わってきます。

浴室を2階や3階に置くという選び方

3階建てでは、浴室を1階に置くとは限りません。

LDKと同じ2階や、寝室と同じ3階に浴室を置く間取りもあります。

浴室としまう場所を同じ階にできれば、ランドリールームもその階にまとめて、洗濯を1つの階で終わらせやすくなるんです。

ただし、浴室や洗濯機の位置を上の階にする場合は、給排水の配管をどう通すかを住宅会社と確かめておきましょう。

狭い敷地で干す場所を確保する工夫

3階建ては、狭い敷地に建てることが多い家ですよね。

ワンフロアが小さいぶん、ランドリールームを広く取るのが難しいこともあります。

そんな時は、広さより干し方で工夫するのがポイントです。

狭い敷地で干す場所を作る工夫
  • 天井付けの物干しで、床を空けたまま干せるようにする
  • 階段ホールや廊下の天井にも、物干しを付けられるか確かめる
  • 屋根と壁に囲まれたインナーバルコニーで、雨の日も干せるようにする
  • 除湿機やサーキュレーターで、狭い部屋でも乾かしやすくする
狭い敷地の3階建てで、天井付けの物干しやインナーバルコニー、除湿機を使って干す場所を作る工夫の図解

インナーバルコニーは、建物の内側に入り込んだバルコニーで、雨がかかりにくいのが特徴です。

外干しと室内干しの使い分けは、ベランダとランドリールームの関係でも紹介しています。

天井や壁に物干しを付ける時は、下地に固定するのが基本です。

新築なら、取り付ける位置に下地を入れてもらうよう、間取りの段階で伝えておきましょう。

上の階の明るさを生かす

狭い敷地では、1階はまわりの建物に囲まれて暗くなりやすいですよね。

一方、3階は日当たりや風通しが良いことが多いので、干す場所を上の階に置くと乾きやすくなることがあります。

窓を2か所付けて風が通るようにしておくと、室内干しでも湿気を外に出しやすくなりますよ。

よくある失敗

狭い家だからと換気を後回しにして、窓も換気扇もない小さな部屋で干すことになる例があります。湿気がこもると乾きにくく、結露しやすくなります。換気扇の位置と除湿機の置き場所は、干す場所とセットで決めておきましょう。

狭いランドリールームの使い方は狭いランドリールームを使いやすくするには、限られた広さの家づくりは狭小住宅・20坪の家のランドリールームも参考にしてみてください。

新築やリフォームでランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランを比べると、自分の家に合う形が見つけやすくなります。

ランドリールームドットコム

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3階建てのランドリールームについてのよくある相談

ここでは、3階建てのランドリールームについてよく見かける相談を、要約してお答えします。

相談1:狭い土地の3階建てで、2通りの間取りのどちらがいいか迷う

狭い土地に3階建てを建てる予定で、2通りの間取りのどちらがいいか迷っている、という相談があります。

洗濯の面から比べるなら、先ほどの表のように、濡れた洗濯物とたたんだ服を運ぶ回数を、それぞれの間取りで数えてみるのがおすすめです。

回数が少ないほうが、毎日の負担は軽くなります。

考え方

2つの間取りを比べる時は、洗濯の6地点を階ごとに書き分けてみてください。どちらの間取りでも、浴室としまう場所が同じ階にあるかどうかが、毎日の洗濯の楽さを大きく左右します。

相談2:脱衣所兼ランドリールームは2帖で足りる?

脱衣所とランドリールームを兼ねて2帖くらいで考えているけれど、足りるか心配、という相談もあります。

結論から言うと、そこで何をするかで決まります。

脱ぐ・洗う・干すまでなら工夫次第で使える場合もありますが、たたむ・しまうまで入れると窮屈になりやすいです。

3階建てはワンフロアが小さいので、脱衣所を広げるとほかの部屋が削られやすいんですよね。

たたむ・しまうは、同じ階の廊下や隣の収納に回すなど、作業を分けて考えてみてください。

相談3:1階にファミリークローゼットを置きたい

1階にファミリークローゼットを置きたいけれど、間取りで悩んでいる、という相談もよく見かけます。

浴室とランドリールームが1階にある家なら、ファミリークローゼットも1階に置くと、洗濯がほぼ1階で終わります。

寝室が上の階にある場合は、普段着だけを1階にしまう分け方も考えてみてください。

1階は玄関も近いので、帰宅してすぐ着替える、上着をしまう、といった使い方とも相性が良い場所です。

よくある質問

3階建てのランドリールームは何階がいいですか?

浴室と同じ階か、服をしまう寝室と同じ階が基本です。重い濡れた洗濯物を運びたくないなら浴室の階、干してすぐしまいたいならしまう階を選んでみてください。

3階建てで洗濯の階段移動を減らすにはどうしますか?

毎日着る服とタオルだけを、ランドリールームと同じ階にしまう方法があります。季節の服は寝室にしまうなど、量で分けると運ぶ回数が減ります。

3階建ての狭い家でも、ランドリールームは作れますか?

作れます。天井付けの物干しで床を空ける、インナーバルコニーを使う、除湿機で乾かすなど、広さより干し方で工夫すると使いやすくなります。

3階建てで外干しはできますか?

バルコニーやインナーバルコニーがあれば外干しもできます。外干しをする階とランドリールームの階をそろえると、洗濯物を持って階段を使う回数が減ります。

洗濯機を3階に置いても大丈夫ですか?

置くこと自体はできますが、給排水の工事や配管の位置、洗濯機を運び込む経路の確認が要ります。住宅会社と図面で確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 3階建てのランドリールームは、浴室の階としまう階を見て決める
  • 1階・2階・3階のどこに置いても、階段を使う移動は残る
  • 濡れた洗濯物を運ぶか、たたんだ服を運ぶかのどちらかを減らす
  • 普段着とタオルだけ同じ階にしまうと、運ぶ量が減る
  • 狭い敷地では、天井付けの物干しやインナーバルコニーで干す場所を作る
ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

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