35坪・40坪の間取りとランドリールーム|ゆとりの広さの使い方

35坪・40坪の家でランドリールームのゆとりの広さの使い方をまとめた記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が国土交通省・住宅リフォーム・紛争処理支援センターなど公的機関の公開情報を調べて独自に執筆しています。記事内に家づくり・リフォームの相談サービスへの案内(広告)を含みます。

35坪や40坪の家を考えていて、『せっかく広さがあるなら、ランドリールームも広くしたい』と思っていませんか。

結論から言うと、35坪の間取りでは、ゆとりの広さをランドリールームに全部足さない方がうまくいくことが多いです。

ファミリークローゼットや家事室と分け合うと、家全体が使いやすくなります。

この記事では、ゆとりの広さの回し方の比べ方と、ランドリールームを広く取る時に決めておきたい使い方をお伝えします。

目次

35坪・40坪の家ならランドリールームはどう考える?

先に結論

35坪・40坪の家は、ランドリールームを独立した部屋にしやすい広さです。ただ広く取るだけでは使いにくくなることもあるので、「何をする部屋か」を先に決めてから広さを決めましょう。

35坪や40坪は、家族4人以上の2階建てでもゆとりを持たせやすい広さですよね。

30坪前後の家では「どの部屋から広さを分けてもらうか」が悩みでした。

それに対して35坪以上の家では、「余った広さをどこに回すか」が悩みになるんです。

1坪はおよそ3.3㎡で、畳2枚分ほどの広さです。

延床の広さランドリールームの考え方悩みやすいこと
35坪前後独立させて、隣に収納をつなげやすい広さを洗濯に足すか、収納に回すか
40坪前後洗濯と家事の作業をまとめた部屋も考えられる広すぎて動線が長くならないか

30坪前後の家での考え方は、30坪の家のランドリールームの間取りで紹介しています。

ランドリールームでできることの全体像は、ランドリールームとは?でまとめています。

ゆとりの広さ、どこに回す?3つの使い道を比べましょう

ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。

35坪のランドリールームのある間取りでは、ゆとりの広さの回し先として、主に次の3つが考えられます。

ゆとりの広さを、ランドリールームに足す・ファミリークローゼットに回す・家事室に回すの3つで比べた図解
回し先良いところ気をつけたいこと向いている家
ランドリールームに足す干す・たたむが一部屋でゆったりできる広すぎると歩く距離が増える家族が多く、部屋干しの量が多い家
ファミリークローゼットに回す干す・しまうが短くなり、各部屋の収納を減らせる湿気が服に移らないよう換気がいる家族の服を1か所にまとめたい家
家事室に回すアイロンや書類仕事、ミシンなども一か所でできる洗濯の部屋と役割が重ならないよう決める洗濯以外の家事も一か所でしたい家

『全部欲しい…』と思うのは自然です。

ただ、3つとも広く取ると、それぞれの部屋を行き来する距離がかえって長くなることもあるんです。

どれに回すか決める3つの質問

回し先を決める前に話したいこと
  • 部屋干しの量は、今の物干しで足りないくらい多いか
  • 家族の服を各部屋ではなく1か所にしまいたいか
  • 洗濯以外に、アイロンや書類の作業をする場所が欲しいか

1つ目にだけ当てはまるなら、ランドリールームに足すのが合いやすいです。

2つ目ならファミリークローゼット、3つ目なら家事室を優先する、と考えると決めやすくなります。

家族の形ごとの回し方の例

『うちの場合はどうなる?』という方のために、家族の形ごとの考え方の例を並べてみました。

家族の形回し方の例理由
夫婦と小さな子どもランドリールームに多めに足す洗濯の回数が多く、干す場所が足りなくなりやすい
夫婦と小学生以上の子どもファミリークローゼットに多めに回す服の量が増え、配る手間を減らしたい
共働きで家で仕事もする家家事室に回して書類やアイロンもまとめる作業の場所を一か所に集めたい
親世帯と同居する家洗濯の場所を2か所に分ける洗濯の時間や量が世帯ごとに違う

これはあくまで考え方の例なので、家族で話しながら自分たちの優先順位に置き換えてみてください。

ランドリールームと家事室の違いや兼ね方は、家事室とランドリールームの違いで詳しく紹介しています。

ランドリールームを広く取るなら決めておきたいこと

35坪や40坪の家で、ランドリールームを広く取ると決めた方もいますよね。

実は、広いランドリールームほど「どこで何をするか」を決めておかないと、物が集まる部屋になりがちなんです。

広い部屋は場所ごとに役割を決める

広いランドリールームは、洗う・干す・たたむ・しまうの場所を分けて配置すると使いやすくなります。作業の順番に沿って並べると、部屋の中の移動も短くなります。

広いランドリールームの場所の決め方
  1. 図面に、洗濯機・物干し・作業台・棚の4か所を描く
  2. 洗う・干す・たたむ・しまうの順に、一方向に並ぶか確かめる
  3. 物干しの下を人が通る道と分けられるか見る
  4. 作業台の近くにアイロンや除湿機のコンセントを描く
  5. 窓と換気扇の位置を描き、物干しに風が通るか確かめる

よくある「広すぎた」失敗

よくある失敗

広さを取りすぎて、洗濯機から物干し、物干しから収納までの移動が長くなることがあります。また、空いた所に物を置いてしまい、作業台が使えなくなることもあります。

例えば、作業台の上に洗濯物以外の物が置かれていくと、たたむ場所がなくなってしまいますよね。

作業台や棚に「ここは何を置く場所か」を決めておくと、広い部屋でも散らかりにくくなります。

広いランドリールームの使い方は、広いランドリールームで失敗しないためにでも詳しく紹介しています。

広い部屋ほど、設備の数と位置が大事です

広いランドリールームは、使う家電も増えやすいですよね。

広いランドリールームで決めておきたい設備
  • 除湿機・サーキュレーター・アイロンを使う場所ごとのコンセント
  • 物干しの下と作業台の上を照らす照明
  • 湿気を外へ出す換気扇と、風が通る窓の位置
  • 天井や壁に物干しを付ける場所の下地

新築なら、コンセントの数や位置は間取りの段階で決めておくと、後から困りにくくなります。

住んでから増やす時は、電気工事士の資格を持つ人に頼む工事になるので、最初の打ち合わせで多めに考えておくと安心です。

35坪・40坪の家の家事動線と置き場所

広さにゆとりのある家では、ランドリールームの置き場所の選択肢も増えます。

『1階と2階、両方に洗濯の場所を作れないかな』と考える方もいるはずです。

置き方合いやすい家気をつけたいこと
1階に浴室と並べる日中に1階で家事をする家服の収納が2階なら運ぶ手間が残る
2階に寝室と並べる夜に洗濯して2階でしまう家2階に給排水の配管が要る
1階に洗う場所、2階に干す場所浴室が1階で、収納が2階の家濡れた洗濯物を持って階段を上る
回遊できる形にする家族が同じ時間に動くことが多い家通路が増えるぶん、広さを使う

35坪以上の家なら、回遊できる形も考えやすくなります。

ただ、回遊動線にすると扉や通路が増えるので、物干しや収納を置ける壁が減ることも覚えておきましょう。

洗濯の場所を2か所に分ける時の注意

40坪前後の家では、1階に洗う場所、2階に干す場所を分けて作る考え方もあります。

便利そうに見えますが、濡れて重くなった洗濯物を持って階段を上ることになるんです。

分ける時は、階段の近くにカゴを置く場所を作り、手すりの位置も一緒に考えておきましょう。

親世帯と同居する家なら、世帯ごとに洗濯の場所を分けると、使う時間が重ならずに済みます。

35坪の2階建てで、浴室・ランドリールーム・ファミリークローゼット・家事室を並べ、回遊できるようにつないだ配置の模式図

ファミリークローゼットとのつなぎ方は、ランドリールームとファミリークローゼットをつなぐ間取りで詳しく紹介しています。

新築でランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランを比べると、自分の家に合う形が見つけやすくなります。

ランドリールームドットコム

ランドリールームの間取り、1社だけで決めていませんか

同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。

相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る

当サイト内の解説ページに移動します。プランの内容・費用・工期は各社に直接ご確認ください。

35坪の間取りのランドリールーム、よくある相談

ここでは、35坪前後の家づくりでよく寄せられる相談をまとめて、考え方をお答えします。

間取りがまだ変えられるうちに、見直しておきたいこと

間取りの案があって、まだ変更できるうちに意見が欲しい、という相談はとても多いです。

『このまま決めて大丈夫かな』と不安になりますよね。

こうした時は、間取り図に洗濯の6地点の印を付けて、順番に線で結んでみてください。

35坪・40坪の間取りで見直したいこと
  • 洗う所から干す所まで、部屋を2つ以上通らないか
  • 干す所としまう所が、別の階に分かれていないか
  • ランドリールームに窓か換気扇が付いているか
  • 物干しを付ける天井や壁に下地を入れる予定か

広い家ほど、地点どうしが離れやすいので、線の長さを一度見てみるのがおすすめです。

35坪でも40坪でも、線が階段をまたぐ回数が少ないほど、毎日の洗濯は楽になります。

印を付けた図面は、そのまま打ち合わせに持っていくと話が早く進みますよ。

建て替えで、今の家の動線は残したい

建て替えをするけれど、今の家の動線は気に入っているので残したい、という相談もあります。

今の家で使いやすいと感じている動きは、新しい家の間取りでも大事にしたいところですよね。

今の家で洗濯をする時に、どこからどこへ動いているかをメモして、打ち合わせで住宅会社に見せてみてください。

今の家の動線を伝えるメモの作り方
  1. 今の家の間取りを簡単に紙に描く
  2. 洗濯の日に動いた順番を矢印で書き込む
  3. 気に入っている動きに丸を付ける
  4. 不便だと感じている動きに印を付けて、理由を一言書く

丸と印が付いたメモがあると、住宅会社も「残したい動き」と「直したい動き」を分けて考えやすくなります。

建て替えで広さが増えるなら、印を付けた動きを直すために、ゆとりの広さを使う考え方もありますよ。

1階を広く使いたいけれど、洗濯はどこに置く?

35坪前後の家で、1階の面積を広く使いたいという相談もよく見かけます。

1階を広く取るなら、ランドリールームも1階にまとめて、浴室・洗濯・収納を一つの階で済ませる考え方があります。

一方で、家族の個室が2階に集まるなら、普段着だけを1階にしまう場所を作ると、運ぶ量を減らせます。

1階に置く物2階に置く物
洗濯機・物干し・作業台季節の服・冠婚葬祭の服
家族の普段着・タオル・下着寝具やシーツの替え

普段使う物だけを1階にまとめると、2階へ運ぶのは週に何度かのシーツや季節の服くらいになります。

1階を広く使いたい家ほど、この分け方を一度考えてみてください。

よくある質問

35坪の家ならランドリールームは何畳くらいにできますか?

決まった基準はありません。35坪の家は独立した部屋にしやすい広さですが、何をその部屋でするかで必要な広さが変わります。今の洗濯物1回分を干した長さを測って考えてみてください。

40坪の間取りでランドリールームを広くすると何が気になりますか?

広すぎると、洗濯機から物干し、収納までの移動が長くなることがあります。洗う・干す・たたむ・しまうの順に場所を並べると、広い部屋でも動きやすくなります。

ゆとりの広さはランドリールームとファミリークローゼットのどちらに回すといいですか?

部屋干しの量が多いならランドリールーム、家族の服を1か所にまとめたいならファミリークローゼットが合いやすいです。家族で優先したいことを先に話してみてください。

家事室とランドリールームは両方作った方がいいですか?

洗濯以外の作業をする場所が欲しいなら、家事室を作る意味があります。ただ役割が重なると広さを使いすぎるので、ランドリールームと兼ねる形も比べてみましょう。

35坪のランドリールームのある間取りで、回遊動線にした方がいいですか?

家族が同じ時間に動くことが多いなら、回遊できる形は便利です。ただ扉や通路が増えて物干しや収納を置ける壁が減るので、洗濯に必要な壁が残るかを図面で確かめてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 35坪・40坪の家は、ランドリールームを独立させやすい広さ
  • ゆとりの広さは、ランドリールーム・ファミリークローゼット・家事室のどこに回すかを比べて決める
  • 広く取るなら、洗う・干す・たたむ・しまうの場所を順番に並べる
  • 回遊動線は便利だが、物干しや収納を置ける壁が減ることもある
  • 間取りが変えられるうちに、洗濯の6地点を線で結んで見直す
ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次