4LDKの間取りとランドリールーム|家族が多い家の洗濯動線

4LDKの間取りにランドリールームを作る時の考え方を紹介する記事のアイキャッチ

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家族が多いと、洗濯物の量も干す場所も足りなくなりがちですよね。

結論から言うと、4LDKの間取りにランドリールームを作るなら、部屋数より先に「家族の洗濯量」を書き出すのが近道です。

この記事では、洗濯量から広さと置き場所を考える表と、4LDKならではの配置の考え方をお伝えします。

目次

4LDKのランドリールームは洗濯量から考えます

先に結論

4LDKは家族の人数が多い家に選ばれやすい間取りです。洗う回数・干す量・しまう場所の数を先に書き出すと、ランドリールームに必要な広さと置き場所が見えてきます。

『4LDKなら何畳のランドリールームがいいの?』と聞きたくなりますよね。

ただ、同じ4LDKでも、家族の人数や洗濯の回数で必要な広さはまったく変わります。

例えば共働きで夜にまとめて洗う家と、毎朝こまめに洗う家とでは、一度に干す量が違うんです。

だからこそ、畳数から決めるのではなく、洗濯量から足し算で考えるのがおすすめです。

家族の洗濯量を書き出す表を作ってみましょう

3つの数を書き出すだけ

書き出すのは「1日に洗う回数」「一度に干す量」「しまう場所の数」の3つです。この3つが分かると、ランドリールームで何をどこまで済ませたいかがはっきりします。

まずは今の暮らしで、次の表を埋めてみてください。

書き出す項目確かめ方間取りへのつなげ方
1日に洗う回数1週間の洗濯の回数を数える回数が多いほど、干す場所と乾かす道具をまとめたい
一度に干す量洗濯1回分を干して竿の長さを測る物干しの長さと本数、部屋の奥行きの目安になる
部活着や作業着など別洗いの物別に洗っている物を書き出す洗い場やつけ置きの場所が要るか考える
しまう場所の数家族の服をしまっている部屋を数える少ないほど、干してからしまうまでが短くなる
洗濯する時間帯朝・夜・休日のどれが多いか夜が多いなら、外干しより室内で乾かす前提で考える

この表は、洗濯の量と流れから広さと置き場所を逆算するためのものです。

埋めてみると『うちは干す量より、しまう場所がバラバラなのが問題だった』と気づくこともありますよ。

家族の洗濯量を書き出して、4LDKのランドリールームの広さと置き場所を考える流れの図解

書き出した数から広さを考える

広さは「洗濯機」「物干し」「作業台」「収納」「人が動く空間」を足し算して考えます。

一度に干す量が多い家なら、物干しの長さが一番広さに効いてきます。

しまう場所を同じ部屋に入れたいなら、その分の棚やハンガーパイプの場所も足しましょう。

最終的な寸法は、住宅会社と図面で、洗濯機は機種の寸法図で確かめてください。

暮らし方で変わる考え方の例

同じ4LDKでも、暮らし方によって重く見たいところが変わります。

家族の状況重く見たいところ
共働きで夜にまとめて洗う一度に干す量が多いので、物干しの長さと除湿の方法
小さな子どもがいて毎日こまめに洗う洗濯機と干す場所の近さ、手の届く高さの収納
部活をしている子どもがいる泥汚れの下洗いができる洗い場やつけ置きの場所
親と同居している洗濯の時間帯が重ならないか、物干しの数

例えば部活着の泥汚れが多い家なら、深さのある洗い場を置くと、洗濯機に入れる前の下洗いがその場で済みます。

自分の家に近い状況を選んで、表の右側を打ち合わせメモに書き写しておきましょう。

広さの考え方はランドリールームの広さの目安と測り方でも詳しくまとめています。

4LDKでランドリールームを置く場所の考え方

しまう場所の近くに置くのがコツ

4LDKは個室が多いぶん、服をしまう場所が家じゅうに散らばりやすい間取りです。ランドリールームは「洗う場所」だけでなく「しまう場所」との距離で置き場所を考えると、動線が短くなります。

『部屋が多いと、洗濯物を配って回るのが大変』という声はよく聞きます。

4LDKの洗濯で一番手間がかかるのは、実は干すことより、家族それぞれの部屋に配ることなんです。

置き場所ごとの向き不向き

置き場所の例向いている家気をつけたいこと
1階の浴室・洗面所の隣脱ぐ・洗う・干すを近くで済ませたい個室が2階なら、しまうまでの階段の移動が残る
1階でファミリークローゼットとつなぐ家族の服を1か所にまとめられるクローゼットの広さを家族分取れるか
2階の個室の近く寝室や子ども部屋が2階に集まっている洗面所が1階なら、洗う場所との上下移動が増える
平屋で家の中心に置く上下の移動をなくしたい窓が取りにくく、換気と日当たりの工夫が要る

どこが正解ということはなく、家族の服をどこにしまうかで向く場所が変わります。

4LDKでランドリールームを置く場所の例と、家族の服をしまう場所との距離で選ぶ考え方を示した図解

ファミリークローゼットとつなぐ形

家族が多い4LDKでよく考えられるのが、ランドリールームの隣にファミリークローゼットを置く形です。

干して乾いた服をそのまま隣にしまえるので、各部屋に配る手間がなくなります。

『子どもが大きくなったら、自分の部屋にしまいたがるかも』という心配もありますよね。

その場合は、普段着だけをファミリークローゼットに、季節外れの服は個室に、と分けておく方法もあります。

つなぎ方の例はランドリールームとファミリークローゼットをつなぐ間取りで紹介しています。

2階建ての4LDKで上下の移動を減らす

2階建ての4LDKでは、洗う場所が1階、しまう場所が2階、と分かれやすいですよね。

この上下の移動を減らすには、洗う・干す・しまうのうち、どれを同じ階にそろえるかを決めることです。

例えば1階で洗って干し、乾いた服は1階のファミリークローゼットにしまえば、洗濯の流れは1階で終わります。

反対に、寝室や子ども部屋の近くにしまいたいなら、ランドリールームを2階に置いて洗濯機も2階にする考え方もあります。

その場合は、給排水の位置や、入浴後の脱いだ服をどう運ぶかもあわせて住宅会社と相談しておきましょう。

置き場所を決める前に確かめたいこと
  • 家族の服を今どこにしまっているか書き出したか
  • 洗濯の6地点(脱ぐ・洗う・干す・取り込む・たたむ・しまう)を間取り図に書き込んだか
  • 6地点を線で結んで、上下の移動が何回あるか数えたか
  • 夜に干す前提で、換気と除湿の方法を考えたか

4LDKの間取りで広さを配分する時の考え方

ランドリールームの広さはほかの部屋との取り合い

延床面積が決まっていると、ランドリールームを広げたぶん、ほかの部屋やLDKが狭くなります。どこを優先するかを家族で話しておきましょう。

『ランドリールームは広いほうがいいけど、LDKも削りたくない』と迷う方は多いはずです。

ここは、毎日の洗濯の手間と、ほかの部屋の使い勝手を天びんにかけるところです。

広さを取る時の選び方

例えば、使う頻度の低い個室を少し小さくして、その分をランドリールームに回す考え方があります。

また、洗面所とランドリールームを兼ねると、廊下や扉の分の広さを節約できることもあります。

ランドリールームを広く取る
  • 家族分を一度に干して、たたむ・しまうまで済ませやすい
  • 部屋干しの場所に困らない
ほかの部屋に回す
  • LDKや個室にゆとりができる
  • 干す場所は浴室乾燥やスタンドで補う工夫が要る

坪数ごとの考え方は30坪の家のランドリールームの間取りが、平屋の場合は平屋4LDKのランドリールームの間取りが参考になります。

4LDKのランドリールームでよくある相談

よくある相談をまとめました

4LDKを考えている方からは、ランドリールームの広さが足りるか、ほかの部屋との配分、そもそも3LDKと4LDKのどちらにするか、といった相談が多く見られます。

知恵袋などでよく見かける相談を、要点だけまとめてお答えします。

ランドリールーム兼脱衣室が2畳だと狭い?

家を建てる時に、ランドリールーム兼脱衣室を2畳ほどで考えているが狭いか、という相談です。

狭いかどうかは、その部屋で何をするかで決まります。

洗う・干すだけなら工夫しだいで使えますが、脱衣やたたむ作業まで同じ部屋でするなら、家族が多いと窮屈に感じやすいです。

先ほどの表で一度に干す量を測り、物干しの長さと人が動く空間が取れるかを図面で確かめてみてください。

洗面脱衣を広げるか、LDKを広げるか

洗面脱衣兼ランドリールームを広げるか、LDKを広く取るかで迷う、という相談です。

家族が多くて部屋干しが中心なら、洗面脱衣側を広げると毎日の洗濯は楽になります。

一方、家族がLDKで過ごす時間が長いなら、LDKを優先し、干す場所は浴室乾燥などで補う考え方もあります。

『どちらも捨てがたい』時は、洗濯の時間帯と家族の過ごし方を書き出して、どちらに使う時間が長いかで決めるのが1つの目安です。

3LDKと4LDKのどちらにするか

これから家を建てる時に、3LDKと4LDKのどちらがいいか迷う、という相談です。

部屋数は家族の人数や将来の暮らし方で決まりますが、ランドリールームから見ると考え方が少し違います。

4LDKの1部屋をランドリールームやファミリークローゼットに回す、という選び方もあるんです。

部屋の使い道は変えられる形に

子どもが独立した後のことも考えて、個室を将来ランドリールームや収納に変えやすい位置に置いておくと、暮らしの変化に合わせやすくなります。

住宅会社と間取りを考える時に伝えたいこと

洗濯量のメモを持っていきましょう

住宅会社との打ち合わせでは、ランドリールームの希望を「広さ」ではなく「洗濯量と流れ」で伝えると、家族に合ったプランが出てきやすくなります。

『何畳がいいですか、としか聞けなかった』という方も多いですよね。

先ほど作った表をそのまま持っていけば、打ち合わせの話がぐっと具体的になります。

打ち合わせの準備
  1. 洗濯量の表を家族で埋める
  2. 家族の服をどこにしまいたいかを決める
  3. 洗濯する時間帯を打ち合わせメモに書く
  4. 間取り案に洗濯の6地点を書き込んで線で結ぶ
  5. 見積書のコンセント・換気扇・物干しの行に印を付ける

打ち合わせで聞いておきたいこと

間取り案が出てきたら、次のような質問をしてみてください。

  • この位置にした理由と、洗濯の6地点を結んだ時の移動の長さ
  • 物干しを付ける天井や壁に下地が入っているか
  • 換気扇や窓で、湿った空気をどこから外へ出すか
  • コンセント・換気扇・物干しが標準か、オプションか

答えを打ち合わせメモに残しておくと、別の会社のプランと比べる時に役立ちます。

同じ条件でも、住宅会社によって提案されるランドリールームの位置や広さは違うことがあります。

新築でランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランを比べると、自分の家に合う形が見つけやすくなりますよ。

ランドリールームドットコム

ランドリールームの間取り、1社だけで決めていませんか

同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。

相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る

当サイト内の解説ページに移動します。プランの内容・費用・工期は各社に直接ご確認ください。

よくある質問

4LDKのランドリールームは1階と2階のどちらがいいですか?

家族の服をしまう場所と、浴室・洗面所の位置で変わります。個室が2階に集まっているなら2階、ファミリークローゼットを1階に置くなら1階が向いていることが多いです。

4LDKの1部屋をランドリールームにしてもいいですか?

家族の人数と部屋の使い道によっては、よい選択になります。ただ、洗濯機を置くには給排水の工事が要るので、新築の段階で決めておくと工事がまとまりやすいです。

家族が多いとランドリールームの換気が心配です。

干す量が多いほど湿気も多くなります。窓や換気扇で湿った空気を外へ出し、除湿機やエアコンの除湿で湿気を取る方法を、間取りの段階で考えておきましょう。

4LDKのランドリールームにコンセントはいくつ要りますか?

使う家電で変わります。除湿機・サーキュレーター・アイロンなど、ランドリールームで使う家電を書き出し、同時に使う数と置く位置を住宅会社に伝えましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 4LDKのランドリールームは、畳数より家族の洗濯量から考える
  • 洗う回数・干す量・しまう場所の数を表に書き出す
  • 置き場所は、家族の服をしまう場所との距離で決める
  • 広さはほかの部屋との取り合いなので、優先する場所を家族で話す
  • 打ち合わせには洗濯量のメモを持っていき、複数の会社のプランを比べる
ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

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