30坪の平屋のランドリールーム|間取りに組み込む時の考え方

30坪の平屋の間取りにランドリールームを組み込む考え方をまとめた記事のアイキャッチ

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30坪の平屋の間取りを考えていて、『ランドリールームはどこに、どのくらいの広さで入れよう』と迷っていませんか。

結論から言うと、30坪の平屋のランドリールームは、3つの条件で広さと位置がほぼ決まります。

「家族の人数」「外干しをするか」「ファミリークローゼットを作るか」の3つです。

この記事では、3つの条件の組み合わせごとの考え方と、平屋の間取りに組み込む時の注意点をお伝えします。

目次

30坪の平屋ならランドリールームはどう組み込む?

先に結論

30坪の平屋は、ランドリールームを独立した部屋として考えやすい広さです。そのぶん「何でもできる広い部屋」にしたくなりますよね。でも、洗濯の仕方に合わせて広さと位置を絞った方が、ほかの部屋とのバランスがとりやすくなります。

30坪の平屋は、3LDKくらいで家族3〜4人の暮らしを考えることが多い広さですよね。

25坪前後の平屋と比べると、洗濯のための部屋を独立させる余裕が少し出てきます。

ただ、余裕があるからといって広く取りすぎると、LDKや個室が思ったより小さくなることも。

1坪はおよそ3.3㎡で、畳2枚分ほどの広さです。

まずは次の3つを家族で話してみてください。

間取りを考える前に話したい3つのこと
  • 洗濯物を干すのは、主に何人分か
  • 外に干すか、部屋干しだけで済ませるか
  • 家族の服を1か所にまとめてしまう部屋を作るか

この3つの答えが出ると、ランドリールームの広さと位置の候補がぐっと絞れます。

平屋のランドリールームの基本的な置き方は、平屋のランドリールームの間取りでも紹介しています。

ランドリールームでできることの全体像は、ランドリールームとは?でまとめています。

2階建ての30坪とは、考え方が少し違います

同じ30坪でも、平屋と2階建てでは、ランドリールームの悩みどころが違うんです。

比べる点30坪の平屋30坪の2階建て
洗濯の上下の移動ない置く階によっては階段を上り下りする
広さを取り合う相手LDK・個室・収納が同じ階で取り合う階ごとに取り合う相手が違う
気をつけたいこと家の中心に窓が取りにくい服をしまう階と洗う階が分かれやすい

平屋は階段がないぶん、6か所の洗濯の地点を一つの階でつなげやすいのが良いところです。

2階建ての30坪で考えている方は、30坪の家のランドリールームの間取りで、1階と2階のどちらに置くかを比べています。

3つの条件で広さと位置を決めましょう

ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。

30坪の平屋の間取りにランドリールームを組み込む時の考え方を、3つの条件の組み合わせで表にしました。

家族の人数・外干しをするか・ファミリークローゼットを作るかの3つの条件から、30坪の平屋のランドリールームの広さと位置を決める早見表の図解
家族の人数外干しファミリークローゼット広さの考え方位置の考え方
2〜3人する作らない洗う・脱ぐが中心で小さめ浴室の隣で、庭への扉の近く
2〜3人しない作る干す場所を中心に考える浴室と収納の間
4人以上する作る雨の日に全部干せる広さ浴室・収納・庭への扉の真ん中
4人以上しない作る物干しの長さと作業台を優先浴室と収納の間で、窓のある外壁側
4人以上しない作らない干す・たたむ・一時置きまで寝室や子ども部屋の近く

『うちは4人家族で部屋干しだけ、収納も作りたい』という家なら、表の4行目が近いですね。

このように、自分の家に近い行を探して、そこから広さと位置を調整していくと考えやすくなります。

家族の人数で変わるのは「物干しの長さ」

家族の人数が増えると、1回に干す洗濯物の量が増えますよね。

広さの話をする時は、畳数よりも「物干しが何本、どのくらいの長さ要るか」で考えると、住宅会社にも伝わりやすいんです。

物干しの長さを見積もる手順
  1. 今の洗濯物1回分を、物干しやハンガーラックに全部掛ける
  2. 使った竿の長さをメジャーで測る
  3. タオルやシーツを洗う日の分も測る
  4. 一番多い日の長さを、打ち合わせのメモに書く

最終的な広さは、図面と洗濯機の寸法図で住宅会社に確かめてもらうのが安心です。

家族の人数は、これからの変化も考えて

今は夫婦と小さな子どもの3人でも、これから家族が増えることもありますよね。

反対に、子どもが独立した後は、洗濯物の量がぐっと減ります。

ランドリールームの物干しは、後から本数を足せるように、天井や壁の下地を広めに入れてもらう考え方もあります。

使わなくなった時に、収納や趣味の部屋として使える形にしておくのも一つの方法です。

外干しをする家・しない家で変わる位置

30坪の平屋では、外干しをするかどうかで、ランドリールームの置き場所がかなり変わります。

『外にも干したいし、部屋干しもしたい』という方も多いはずです。

外干しをする家の置き方
  • 庭やウッドデッキに出られる扉の近くに置く
  • 南側や日の当たる庭に面した位置を考える
  • 雨の日用に、部屋干しできる物干しも用意する
  • 道路や隣の家からの視線も確かめる
外干しをしない家の置き方
  • 庭に面していなくてもよく、位置の自由度が上がる
  • 窓か換気扇で湿気を外へ出せる外壁側に置く
  • 寝室や収納の近くを優先できる
  • 除湿機やサーキュレーターのコンセントを先に決める

外干しをしない家では、ランドリールームを家の奥に置けるので、LDKを日当たりの良い場所に回しやすくなります。

ただ、平屋は家の中心に窓が取りにくいので、外壁に面した位置に置くことは意識しておきましょう。

外干しをするなら、扉と物干しの位置を先に描く

外干しをする家では、ランドリールームから外への出方が使いやすさを左右します。

外干しの動線を確かめる手順
  1. 図面の上で、ランドリールームから外へ出る扉の位置を決める
  2. 扉を出た先に、物干し台を置く場所を描く
  3. 扉と物干し台の間に、段差や植え込みがないか見る
  4. 雨が急に降った時に、取り込んで部屋干しへ切り替える場所を決める

扉の外に小さな屋根や庇があると、取り込む時に洗濯物が濡れにくくなります。

外の物干しと部屋の物干しを近くに置いておくと、天気が変わった時もすぐ移せますよ。

部屋干しを早く乾かすには

部屋干しは、風・温度・湿気の3つで乾き方が変わります。窓や換気扇で湿った空気を外へ出し、サーキュレーターで風を当てられるようにしておくと乾かしやすくなります。

ファミリークローゼットを作るかどうか

30坪の平屋では、ランドリールームの隣にファミリークローゼットを作るかどうかも、大きな分かれ道です。

実は、この選択でランドリールームの役割が変わるんです。

ファミリークローゼットランドリールームの役割気をつけたいこと
隣に作る洗う・干すが中心で、しまうは隣で済む服に湿気が移らないよう扉や換気を考える
離れた所に作る干す・たたむまで済ませて運ぶ運ぶ道に段差や扉がないか
作らないたたんだ服を一時置きする棚がいる各部屋の収納まで配る手間が残る

隣に作る形は、干した服をそのままハンガーでしまえるのが良いところです。

一方で、ファミリークローゼットを作るとそのぶん広さを使うので、各部屋の収納を小さくできるかも一緒に考えてみてください。

詳しいつなぎ方は、ランドリールームとファミリークローゼットをつなぐ間取りで紹介しています。

クローゼットの広さは、しまう服の量から考える

ファミリークローゼットを作るなら、どの服をそこにしまうかを先に決めておきましょう。

家族全員の服を全部しまうのか、普段着とタオルだけにするのかで、必要な広さが大きく変わります。

例えば、普段着とタオルだけをまとめる形なら、ランドリールームの隣に小さめのクローゼットを置く間取りで十分なこともあります。

季節の服や冠婚葬祭の服は、各部屋の収納に分けておくと、30坪の平屋でも広さを使いすぎずに済みます。

30坪の平屋で、浴室・ランドリールーム・ファミリークローゼットを並べ、庭への扉をランドリールームの横に置いた配置の模式図
よくある失敗

ランドリールームとファミリークローゼットを一部屋にまとめて、干した洗濯物の湿気が服にこもってしまうことがあります。一部屋にする時は、換気扇と窓の位置を先に決めておきましょう。

新築でランドリールームを考えている方は、複数の会社の間取りプランを比べると、自分の家に合う形が見つけやすくなります。

ランドリールームドットコム

ランドリールームの間取り、1社だけで決めていませんか

同じ希望を伝えても、住宅会社やリフォーム会社によって間取りプランも見積もりの中身も変わります。相談先の探し方と、プランを同じ物差しで比べる手順をまとめました。

相談先の選び方家づくりの相談先と比べ方を見る

当サイト内の解説ページに移動します。プランの内容・費用・工期は各社に直接ご確認ください。

平屋30坪の間取りでよくある相談

ここでは、30坪前後の平屋の家づくりでよく寄せられる相談をまとめて、考え方をお答えします。

30坪ほどの平屋で、ランドリールームの位置が決まらない

30坪ほどの平屋を新築することになって、間取りを考えているけれど洗濯の場所が決まらない、という相談はとても多いです。

『いろいろ見すぎて、どれが正解か分からない』という気持ち、よく分かりますよね。

こうした時は、間取り図に脱ぐ・洗う・干す・取り込む・たたむ・しまうの6か所の印を付けて、線で結んでみてください。

一番長くなる線を1本短くすることを目標にすると、置き場所の候補が自然と絞れます。

4人家族の3LDKの平屋は何坪がちょうどいい?

4人家族で3LDKの平屋を建てるなら何坪くらいがちょうどいいか、という相談もよく見かけます。

広さの感じ方は、どの部屋を優先するかで変わるので、坪数だけで決めるのは難しいところです。

30坪前後で考えるなら、廊下を減らして、その分をランドリールームや収納に回す考え方があります。

部屋数の多い平屋の洗濯動線は、平屋3LDKのランドリールームの間取りで詳しく紹介しています。

雪の多い地域で、外にほとんど干せない

共働きで、雪の多い地域に平屋を建てるので、外にはほとんど干せないという相談もあります。

このような家では、ランドリールームを「部屋干しが主役の部屋」として考えるのが近道です。

部屋干しが中心の家で確かめたいこと
  • 家族の洗濯物を全部干せる物干しの長さがあるか
  • 換気扇や窓で湿った空気を外へ出せるか
  • 除湿機やサーキュレーターを置く場所とコンセントがあるか
  • 冬に寒くなりすぎないよう、窓や断熱を住宅会社に確かめたか

新築なら、断熱や窓の性能も打ち合わせで確かめておくと、冬の洗濯が楽になります。

2025年4月からは、新築の住宅に省エネ基準への適合が原則として義務付けられています。

それでも窓の大きさや向きで寒さの感じ方は変わるので、ランドリールームの窓の位置は図面でよく見ておきましょう。

よくある質問

30坪の平屋にランドリールームは作れますか?

作れます。30坪の平屋は、ランドリールームを独立した部屋として考えやすい広さです。家族の人数と外干しの有無で、広さを絞ると全体のバランスがとりやすくなります。

30坪の平屋のランドリールームは何畳にすればいいですか?

決まった基準はありません。家族の洗濯物1回分を干した物干しの長さと、作業台や収納に置く物から考えると、自分の家に合う広さが見えてきます。

外干しをしないなら、ランドリールームはどこに置くといいですか?

庭に面していなくてもよいので、寝室や収納に近い位置を優先できます。ただ湿気を外へ出せるよう、窓か換気扇を付けられる外壁側に置くのがおすすめです。

ファミリークローゼットはランドリールームの隣に作った方がいいですか?

隣にすると、干した服をそのまましまえるので動きが短くなります。服に湿気が移らないよう、扉で仕切るか換気を考えておきましょう。

30坪の平屋と2階建てでは、ランドリールームの考え方は違いますか?

平屋は上下の移動がないので、洗濯の地点を一つの階でつなげやすいです。その代わり、家の中心に窓が取りにくいので、ランドリールームは外壁に面した位置に置くことを意識してみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 30坪の平屋は、ランドリールームを独立させて考えやすい広さ
  • 家族の人数・外干しをするか・ファミリークローゼットを作るかで広さと位置を決める
  • 広さは畳数より、物干しの長さで考えると伝わりやすい
  • 外干しをしないなら位置の自由度が上がるが、外壁側に置いて湿気を逃がす
  • ファミリークローゼットを隣に作るなら、湿気の対策も一緒に考える
ランドリールームドットコム

ランドリールームドットコム 編集部

ランドリールームの間取り・広さ・物干しや換気などの設備を、平屋・2階建て・坪数・家族の人数など住まいの条件ごとに整理し、新築やリフォームで住宅会社に相談する時の伝え方や間取りプランの比べ方までまとめているランドリールームの情報サイトです。 公式サイト

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